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ガス害発生→秋起こしはしましたか?
社内での会話の一部。
今年って旧暦だと閏5月が入るんだよね~
ちなみに、旧暦に閏月が入るのは、季節と暦のズレをなくすためなのだとか。
旧暦だと、まだ5月だから梅雨には入っていなかった。ということなのでしょうか。
7月に入り、やっと梅雨前線が北上してきました
農作業には旧暦を使った方がよいのかもしれませんね。
さて、現地研修にまいりますと
おもいっきりガスが発生してしまっている田んぼに出会います。
どうしちゃったの?
(ガスが出ている田んぼに手を突っ込むのは、正直遠慮したいところですが・・・)
土の中を掘り返してみますと、
ワラがごそっ
稲カブがごろっ
と出てくることが多々あります。
原因の一つがこのワラや稲カブ。
これらが腐敗してガスの原因となるのです。
よくよくお話を伺ってみると「秋起こしをしている時間がなかった」という場合が多いようで・・・
加えて、今年は旧暦ではまだ5月ですから例年よりも低温傾向。
稲が大きくならないので、吸える肥も少なく残ってしまい、富栄養化状態となってしまった
とも考えられます。
田んぼにぷくぷく泡が出てきたら、根に悪さをするガスですのでガス抜きをしてください。
水が自由になる干せる田んぼでは干す。
水が自由にならない田んぼでは、光合成細菌サンレッドを反あたり200~300ml流して下さい。
ガスが出た田んぼでは、しっかりと秋起こしをしてくださいね!!