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サツマイモの収穫&キュアリング
遅い時間の更新となりました。
何をしていたかといいますと・・・
サツマイモの収穫を行っていました。
長雨とまあまあ高い気温のため、なかなか葉色が落ちず・・・
11月に入ってもこのように青々としていました。
これでは掘れないので、Pフォスタの葉面散布&MリンPKを(手荒くも)葉の上にバラマキ!
2回雨が降りMリンが効いたのか、それとも気温も下がってきたためか、10日後に
何とか葉色が落ちました。ヤッター
そして急に寒波がやってくるそうなので、あわてて芋ほりを行った次第です。
そこそこの収穫が出来、一安心。
ところで、青果物の多くは収穫直後が新鮮でおいしい!のですが、サツマイモは別。
デンプンを糖に変える熟成が必要なのです。
そのために行うのが、「キュアリング」。
このキュアリング。
32~34℃に保って湿度を100%にし、無風状態にして5日ほど保管する。
という、何とも難しい条件にしなければならないのです
家庭では発泡スチロールに入れて冷蔵庫の上に置いておく、地面に穴を掘ってワラをしいて埋めておくといった方法で行うこともあるそうなのですが、失敗して腐ってしまうことも。
・・・そんなワタクシもキュアリングをしようとして多くのサツマイモを犠牲にしてきました。。。
しかし、ここは研究室を擁する会社!
温度を保つ機械はある!
と、いうことで研究室の孵卵器をかりてキュアリングにチャレンジ!
湿度は濡れ新聞で確保! できるのか?!
心配をよそに、案外、温度と湿度を保つことができました
掘りたてのイモを食べたときの反応は(←なんだかイマイチ)
キュアリング後のイモを食べたときの反応は(←甘くなった)
どうやら成功したようです
キュアリングはイモの傷をコルク化してふさぐためにも行います。
甘くなって保存性も良くなるので、サツマイモ産地では欠かせない技術です。
キュアリング技術を獲得したミズホ!
サツマイモ作りにも力が入ります