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暖かい大寒
暖冬ですねぇ暦の上では大寒ですが、名古屋は小春日和になっています。ちょうどいい具合に暖かいのは過ごしやすいのですが、冬という感じがしません加えてこの冬は雨が非常に少ないです。名古屋近辺は1月中に3回しか降雨がなく、一ヶ月の総雨量も14.5mmとカラッカラの1月でした私の個人的な家庭菜園でも、昨年の夏は20日間も雨が降らずに水やりに苦労しましたが、この冬も水やりしなきゃいけないという状況になりました
さて、今回は節分についてのお話です節分と言えば、立春の前日というイメージが強いですが、実は節分は年に4回あり、立春・立夏・立秋・立冬の前日は全て「節分」なのです字のごとく、節分は「ふしをわける」と書きますが、この節というのが季節の節目にあたるわけですね。4回ある節分の中で、立春の前日の節分だけが豆まきの行事と共に周知されていますが、これは旧暦と関係しています。
旧暦では一年の始まりを立春付近に求めていたため、その名残りで立春の節分が重宝され、今に至ると言われていますまた、「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまく「豆まき」は、中国から伝わった追儺の行事と、節分に行われていた方違え行事の中の豆打ちの儀式が融合したものだと考えられています
昔ながらの風習は、先人たちの思いの結晶だと思って大切にしたいものですね