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九州だより ~人気急上昇?~
10月の第三週までは30℃近くまで上がり「これが10月か」と思うような暑い日が続いていましたが、第四週に入るや否や北風ピューピューで急に秋めいてきました急な気温変化で人間も体調を崩しがち、それは作物も同じことです。心身ともに健康なら急に気温が下がってもへっちゃらですが、弱っていたり不健康であれば体調を崩してしまいます気温低下予報が出ていましたので、施設園芸の農家さんたちは、温度の高いうちは地上部はある程度抑えて、根作り優先の管理をされています。今週から気温が下がりますので、温度管理と共にアクセル強めの肥培管理に切り替えていきます地上部が旺盛になり過ぎた時はMリンPK液肥の素で抑えることができますので、樹勢は常にやや強めに持っていって欲しいと思います
さて、宮崎県で現地研修を行っていた際、見慣れない樹が畑にあったので写真を撮らせてもらいましたこれ、なんだか分かりますか
これは、人気急上昇?中のパパイヤの樹です主に青パパイヤとして売られていて、産直やスーパーなどで見かけることができると思います。私も前から見かけてはいましたが、食べ方が分かりませんので購入したことはありませんでした
そんなことよりも私が気になったところは、「どうやって片付けるのか」ということです。パパイヤは熱帯植物ですが、日本の露地で越冬できるのでしょうか。越冬できないとなると、毎作ごとに片付けて苗を植えることになりますが……その「片付け」の想像がつきませんユンボでなぎ倒して粉砕するのか、はたまたチェーンソーなどで地上部を細断して次年は株間に定植するのか……
何にしても堆肥化して畑に戻す場合は、そのまますき込むのは悪さをする原因になります。つまりは、バクヤーゼKまたは、バクヤーゼ菌+家畜フンで炭素率を調整して下さいね