新着情報

冬期の苦土欠乏には葉面散布がオススメ

こんにちは。
この週末はソチオリンピックが盛り上がる一方、
関東甲信では大雪に見舞われるという、大変な週末となりました
山梨では未だに多くの地域で孤立や、立ち往生が続いているようですね。
甲府盆地って、山だから勝手に雪が多い地域かと思っていましたが、
実は毎年雪が少ない地域らしいですね。
数日後にも雪の予報になっていますし、みなさんお気をつけください。

さて、こういう寒い時期には、作物の根の活動も鈍り、
さまざまな障害が発生します。

その中の一つが要素欠乏。
写真はトマトの苦土(マグネシウム)欠乏。
マグネシウムは作物体内を移動しやすいため、
主に下葉に症状が現れます。
症状としては、葉脈間の色が褪せてきます。
あまりに見事な(?)苦土欠なので、資料用に写真を撮ってしまいました
石井さん01苦土欠

実はこの苦土欠乏。
単純に土の中の苦土が足りないと考えるのは早計です
先ほどもお話しましたが、根の活動が弱っているために
土の中に苦土があっても吸収できない場合があるのです。

苦土欠は、病気のように劇的な品質低下をもたらす訳でもなく、
下葉を取るケースも多いので、気づかない場合も多い症状です。
しかし、放っておくと、確実に1~3割の減収となってしまいます。

そんな場合は葉面散布がオススメ。
Pフォスタは、リン酸とマグネシウムを補給します。

また、根の活動促進には光合成細菌のサンレッド
アミノ酸と一緒に使うと、更に効果が高まるそうです。

まだまだ続きそうなこの寒波
春が待ち遠しいですね。

2014.02.17|ブログ,病気・障害・害虫

コメント

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGETOP
商品一覧オンラインショップ