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レンコンは「見た目」が大事(関東ではね)
スーパーに「レンコン」が並ぶ季節になりました。
皆さんのお近くのスーパー等で目にする「レンコン」はどういう姿をしていますか?
・泥つき
・真っ白
・黄ばんでいる
・カットされてパック
・泥つき一本モノ
下記の写真は、先日、当ブログでもご紹介した「初物レンコン」。
(上)泥つきレンコン(徳島産)慣行農法レンコン
(下)真っ白レンコン(茨城産)Mリンレンコン
ちなみに…
↑こうなります。
「泥つきレンコン」は、実は、白くなりません。掘り獲る時の「ひっかきキズ」も多いですが、「赤しぶ」の残りもあります。これは、栽培中のレンコンが呼吸を「穴」を通じての行う時の酸素が出るからで、決して、どっちがいいとか、悪いとかじゃないですよ。通常は出荷前に「しぶぬき」をします(が、全部は白くなりません)。
これ実は…「産地の特徴」=「収穫方法」&「ニーズへの対応」の違いなんです。
徳島産・佐賀産・愛知産などのレンコンの多くは、レンコン田んぼの水を抜いて「泥の中から」収穫します。
一方、関東モノ(茨城産)レンコンは、水の中にいるレンコンを水圧で「水の中から」収穫します。
「キズ」は、この違いなんです。
そして、「泥つき」のほうが、「日持ち」がするので、流通の事情を含め、食卓に並ぶ前の「大人の事情」で、「わざわざ」泥をつけて出荷しています。
しかし、関東モノ(茨城産)は、市場の「ニーズ」が「見た目重視」の為、「真っ白」に栽培・出荷をします。わざわざ「泥」はつけません。
「渋ぬき」と言う作業だけでは抜けきらないレンコンに対して「白い美肌」を目指すために、MリンPK・サンレッド等、Mリン資材が大活躍します。↑ Mリンレンコンは、さらに中(断面)も真っ白です!
あ、また長くなりました。この続き(白いレンコンの秘訣/美味しいレンコンの話)は、また今度にしましょう。ごきげんよう~。。。