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新入社員の夏野菜栽培 其の7
しばらく更新が滞っておりました……もう夏真っ盛りですね名古屋はアスファルトの照り返しが暑くて暑くて……外出時の水分補給は欠かせません
さて、前回の栽培日記では枝豆の間引きまで書きました。今回はとっても速足に、6月上旬から7月中旬まで順に追っていこうと思います
まず、前回の日記の後、3週間は生育順調でした(6/20)。
初期生育の段階でリン酸が効き過ぎたこともあり、相変わらず背丈は低いですが
その後、ミニトマト、ナスの初収穫を無事に迎えることができました。甘さの指標ではないにしろ、作物は何でも糖度を測るのが弊社です。ということで、早速測定してみました(6/25)。
ミニトマトが8.5(一般平均6~7)、ナスが7.4(一般平均4~5)。数値的には一般より高いですね。ただ、ミニトマトは皮が丈夫で食べごたえがありました
その後、トマトが日に日に赤く実っていくのを楽しみに眺めつつ、収穫はまだかと観察していたら……果実の下の方が変な色に……(6/30)
これは尻腐れです。カルシウムが足りなくなると、このように果実の先端が変色してしまいます。後々となりの畝のピーマンでも尻腐れが発生しましたこれを目の当たりにし、さっそく葉面散布材[リーフアップCa]をたっぷりとかけましたとも
さて、7月に入りました。どんどん暑くなっていく毎日に、植物も夏バテのようにうなだれていました。これは水不足が原因です。その中でも鉢植えのトマトとホオズキが、とても弱っていました。これは水不足だけでなく、鉢が小さいせいで根域が狭くなってしまい、体に対して根が少ないことが原因。作物が息切れを起こしている状態です。急いで大きな鉢に植え替えました(7/3)
この後収穫ラッシュとなりまして、毎日何かを収穫していました。そして念願のトマトの初収穫となりました例によって糖度を測定です(7/7)
トマト(中玉)の糖度が8.0(一般平均5~6)。こちらもミニトマトと同じく皮が丈夫でした
トマトの収穫ができ、去年の先輩の無念を晴らしたと一息付いたのも束の間、最も恐れていた事態に……去年も一昨年も出ているという恐怖の青枯れ病の魔の手が、今年もトマトたちに襲い掛かりました(7/11)
いろいろ対策を講じてみましたが、どうにもならず接木苗以外は青枯れ病にやられてしまいました。一度しっかりと土壌をきれいにしなければならないですね来年までの課題です。
そして、オクラの初収穫を迎えました(7/14)
写真では分かりにくいですが、少し収穫が遅れ13cmほどにまで伸ばしてしまいました
オクラは収穫タイミングを逃すとすぐに大きく硬くなってしまいます。バナナのように大きくなったオクラを収穫する恥ずかしいお話は、また次回…
前回の栽培日記はこちら
2014.08.01|新入社員奮闘記