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ジャガイモのそうか病(2014)
夏至も過ぎ、段々と夏らしくなっていく毎日ですね
先日、家庭菜園で育てていたジャガイモが収穫期を迎えたので、掘ってきたところ……
1:隕石の衝突痕のようなそうか病(上から)
2:深く凹んでいる部分(ななめ横から)
そうか病にかかっていました病斑の周囲が盛り上がっていて、中央は凹んでいますので、陥没型のそうか病でしょう。
病気部分を取り除けば食べられるのでいいのですが、見た目がよろしくありません
ジャガイモのそうか病は放線菌(細菌)が病原となり、一度畑に持ち込んでしまうと土壌に長期間残ります。一番大切なのは病原菌を持ち込まないことです健全な種芋を選ぶ、または消毒された種芋で菌を持ち込まないようにしましょう
そして、もし発病してしまったら病原菌が活動しにくい環境を整えること一般的に言われているpHを低くするのは病原菌の活性を抑えるためです。
そうか病は現在も多くの研究者が解決策を見つけようと頭をひねっている難問です。家庭菜園では有機物を投入して、病原菌に対抗する微生物が増えるのを気長に待ってみる、自然任せも面白いかもしれないですね
2014.06.23|病気・障害・害虫