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微生物が寄生している野菜って!?
Mリンユーザー様より、こんな野菜が届きました
触ってみると外観は硬く、可食部はどこ??
外葉をはがすと真っ白な部分が顔を出しました
これは「マコモダケ」という野菜です
イネ科の「マコモ」という植物に「黒穂菌」という微生物が寄生するとこのように茎が肥大するとのことその肥大部が「マコモダケ」ですイネと同じく湿地で育つ植物なので耕作放棄水田の活用で栽培されているところもあるようです
マコモダケは新鮮なものは中は綺麗な白色。生でも食べられますが、鮮度が落ちてくると「黒穂菌」の影響で内部に黒い斑点ができてきます。食べても問題はないですが、食味や食感が悪くなるそうですこの黒色の斑点、昔は「マコモズミ」と言われてお歯黒の原料になっていたそうですよ
このようにちょっと不思議な野菜「マコモダケ」。カリウムや食物繊維が豊富で健康野菜と言われています新鮮なものは生でも食べることができるそうですが、私は生産者さんオススメの「天ぷら」、あとはインターネットで検索した「メンマ風」、「カレー炒め」でいただいてみました
「天ぷら」にするとホクホクな食感にベビーコーンのようにほんのり甘く、煮付けた「メンマ」風は本当にメンマのような食感、さっと炒めた「カレー炒め」はしゃきしゃきした食感が楽しめ、調理法によって様々な楽しみ方ができる野菜だと感じましたカレー炒めやメンマ風はお弁当のおかずにもオススメですよ(写真の見た目が悪くてすいません)
なかなかスーパーではお目にかかれないかも知れませんが、直売所などで見つけたらぜひ食べてみてください
2015.10.05|Mリン農産物