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おろぬきですけど、よかったら。
鍋が美味しい季節。
皆さんのご家庭では、どんな鍋をかこんでいますか?
定番の霜降り白菜、美味しいですね。男子ワタクシが台所当番の月曜日は「ピエンロー」でした。(根強い人気です)
ちなみに最近の我が家ブームは「細切りキャベツ鍋」。これまた食感なかなかグーです。 … はい、どーでもいいですね。
先日訪問先で、おばあちゃんから、
「おろぬきですけど、よかったら」
と、言われました。
ん? お・ろ・ぬ・き?
どんな野菜だ??
一瞬、その言葉の意味が解らなかった私でしたが、
これ見てわかりました。
「おろぬき」とは、野菜の名前ではなく「間引きした」葉っぱでした
※辞書によると、
『おろぬ-く』
=「密生しているものの中から不要なものなどを抜き取って、適当な間隔を作る。
とありました。
「おろ」=「疎」
恥ずかしながら、まだ知らぬ農業用語があります。
この言葉、神奈川だけでなく、静岡、山梨、長野や、茨城、福島の一部でも使われるとか。
ちなみに、「Mリンおろぬき」は「苦み」が少なく、小さいお子さんがご飯にのっけてとってもいっぱい食べるんだそうです。
それは、だって…
Mリン施肥で、硝酸態窒素をしっかり「消化」できていますからね~
もちろん、そこの畑のダイコン・キャベツも、甘味があって、鍋でも生でも美味しいんです。
窒素過多の苦い野菜より、子供が喜ぶ「甘くて美味しい野菜」、
作りませんか?
2015.12.02|ブログ