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これからの高品質とは?

こんにちは。
昨夜は中秋の名月でした。
お月見を楽しんだ方も多いんじゃないかと思います
ちなみに、今日はいつもより月が大きく見えるスーパームーン。
2日連続でお月見が楽しめます。
お団子の用意だけは忘れずにお願いします

さて、今月24日の農業新聞にこんな記事が載っていました。
改正農地法記事

農業以外の企業が、農業法人に出資や経営参加がしやすくなるというものです。
農業法人にとっては資金調達、規模拡大、技術開発などがしやすくなるというメリットがあります。
デメリットとしては、自主性が損なわれる可能性があります。

また、農産物の流通形態も大きく変わるかもしれません。
例えば、大手スーパーが農業法人を傘下におき、販売する野菜を作らせるといった具合です。
親会社と子会社の関係ですね。
現在でも契約栽培という形がありますが、将来は、イ○ン系列の農家、セ○ン系列の農家なんていう呼び方になっている可能性もありますね

そこまでいかなくても、安定経営のためには、市場以外の販売先を持つことは大きなメリットになります。
そして、固定客を持つためには「高品質」が合言葉のようになっています。
一般的に高品質と聞くと、味が良い、糖度が高い、食感が良い、色が良いなど、作物自体に目が行きがちです。

しかし、これから求められる品質の中には「安定」がキーワードになるかもしれません。
味、見た目が良いことはもちろん、「収量の安定」「供給の安定」というのが大きな武器になってくると思います。

求められる量を、求められる時期にきちんと提供する。

工業製品では当たり前の概念ですが、天候に左右される農業では出来ないのが当たり前とされていることです。
契約栽培だけでなく、個人のお客様に販売する場合でも必ず必要になる技術です。
他者が出来ないからこそ、大きな武器になる技術でもあります。

Mリン農法は、天候の変化に合わせた生育調整を得意とする技術です。
異常気象に負けない農業を!

2015.09.28|ブログ,時事

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