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スイートコーンの旬、到来

6月に入りました平年ではもう間もなく東海地区も梅雨入りとなります。予報を見ると6月7日頃から雨天が続きますので、その辺りで梅雨入り宣言がなされるのでしょうねMリンシステムでは梅雨入りまでにとても大事な仕事があります。そう、MリンPK(マグライト)の散布です雨が多く窒素が効きやすい&日照不足で徒長しやすい、というダブルで伸びやすい環境になります。MリンPK(マグライト)でしっかりと抑えておくことが、梅雨中および梅雨明け後の収量につながります。夏秋作の露地の場合は最重要と言っても過言ではない梅雨入り前のMリンPK(マグライト)です。この先の収穫のためにも対策を万全にして下さい

さて、先日スイートコーンの現場に行ってきました。この圃場のMリンユーザーさんは、地域で一番大きく作っておられますので、1月に播種を始めたら7月末まではノンストップで作業されます

そんな中、「今年は雌花が出ない株がいつもより多い」とのこと。今年は冬にしっかりと冷え、春めいてきてからも低温の日がたびたびありました。タネ屋さんのHPでは「初期生育が貧弱だと雌花が出ないことがある」という説明があります。拝見した所、まったく貧弱ではなく、温度による影響で遅れているのではと思いました。しかし、畑回しの段取りがあり、あまりに出穂が遅れてしまうと収穫より片付けの方が先になってしまうようです

これからは気温などの環境がスイートコーンに適した季節になりますので、先のような問題は落ち着くと考えます。

しかし、今後は今までと逆の問題、環境が適していて生育が旺盛になり過ぎることが出てきます。蒸散量も増えて水分の吸い上げも増え、その分窒素が効きやすくなり、品質が低下しやすいです。生育が旺盛になり過ぎそうなら、いざという時のブレーキ役「MリンPK(マグライト)」を散布、またはMリンPK水溶液の上澄み液のカン水で抑えて下さい。

これからの旬の時期、この農家さんのスイートコーンがどこまで美味しくなるのか、非常に楽しみにしております

2022.06.01|ブログ,時事,現地レポート,畑作

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