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ミカン栽培に吉兆が!
1週間ごとに台風21号、台風22号が通り過ぎ、雨風が強い週末が続きました週明けの今日からは西高東低の冬らしい気圧配置で、冬に向かって季節が変わっていく様子です本格的に寒くなる前に「MリンPKの早期配合」や「残渣処理のバクヤーゼK散布&浅起こし」をして、来年作の事前準備をすることをおススメします
さて、ミカンの季節がやってきました取り組んでいる試験圃場は、今年は「裏年」に当たります。昨年と比べて実生りに寂しさを感じますが、収穫前の追い込み「Pフォスタ+リーフA液(+リープアップバリア)」は抜かりなく行います。また、台風の雨の悪影響を抑えるため、台風前に欠かさずMリンPKも施肥しております収穫まであと僅か、最後まで気を抜かず葉面散布で管理していこうと思います
そんな中、葉の様子を観察していた時に、変わったものを見つけました。
葉の裏から糸にぶさらがった卵がくっついています。なかなか神秘的な光景です。調べてみると、これは「クサカゲロウの卵」のようで、別名「優曇華の花(うどんげのはな)」と呼ばれるそうです。優曇華のくだりは、気になる方は調べて頂くとして、クサカゲロウはアブラムシを食べてくれる益虫だそうですまた、この卵は吉兆だそうですので、今年のミカンの出来に良い兆しがあると前向きに捉えて、今後の管理にも精を出していきます