今年は夜にしっかりと温度が下がりますので、体感的には例年よりも涼しい年になってます2019年や2020年はゴールデンウィークに30℃を超えている年でしたが、それと比べたら今年は２月に季節外れの高温があったくらいでそこまで気温の高い日がありません高温よりも雨が多い春で、日照不足による不作によって店頭に並んでいる野菜類が軒並み高いのが家計に響いています。今までが安かったのだと思いますが、今までよりお金を払うのであれば美味しい野菜を購入したいのが消費者心理というもので、これからはますます「量より質」が求められると思います。とは言え現状は、農家さんの手取りは大きく増えていませんので、この価格が少しでも農家さんたちに還元されればと思います

さて、前述の通り、今年は３月４月に雨が多く、春先に動き始めた果樹にとっては難しい年になっています特に硬核期は水分管理に気を使い、多雨によって縮果症が出た圃場もあるようですこの方は様々なミズホ資材を使い分け、生育調整に努力をされています多雨によって徒長しそうなところをMリンPKやPフォスタで抑え、根量と根質向上のためにバイオ根助をカン水したり、樹勢を高めるためにアミビタゴールドをカン水したり、病気予防や代謝促進としてリーフアップバリアを葉面散布したりと、様々な資材を駆使してここまで持ってきていますこれからは房の手入れをした後に袋掛け作業に入ります。そして、袋掛けをした後は、定期的なMリンPK施用と共に葉面散布を最大限活用して品質の高いものに仕上げていきます今年の梅雨がどのようになるか、また極端な雨模様になるのか心配ではありますが、Ｍリンを使った抑える技術を用いれば悪天候を味方に付けられるはずです。成果を期待しております