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北海道だより:この作物は何でしょう?

これは、植え付け前のレタスの苗です。

 

北海道では、最近、夏の間、ハウスで果菜類などを栽培・収穫したあと、ハウスをそのまま有効利用し冬の期間、ホウレンソウやレタスなどを栽培するところが増えています。

今までは、雪に潰されないように雪が降る前にハウスのビニールを外し春に備えるのが一般的でした。

 

今の所、比較的雪の少ない地域での栽培が多いようですが、最近のハウスの進化は著しく、

かなり耐久性に優れたものが出ているので、これからどんどん冬の栽培が多くなってくると思います。

 

とは言え、北海道の厳冬期の寒さはハンパではないのでハウスやカーテンを二重にするなどの工夫は必要になります。

しかし、無加温でゆっくり、じっくりと時間をかけて育てることで、葉は肉厚になり寒さにあてることで甘みの強い作物が出来ます

 

レタスは冷涼を好む作物ですが、北海道のハウス内は低温で日中天気の良い時は20℃近くになる時もありますが、10℃以下は当たり前で、早朝にはマイナスになる時もあります。

 

そこで、冬栽培のポイント!養分はカン水ではなく葉面散布で葉っぱから吸収させてください。

前半は生育促進でリーフアップNやリーフA液材で外葉を作り、同時にPフォスタで根を動かします。

中盤から後半はPフォスタでリン酸中心の管理をし、葉っぱを巻かせしっかりとした結球を作らせる事が重要になります。

2017.02.06|ブログ,時事,畑作

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