明日、2月4日は二十四節季の立春ですちょうど今週末あたりから、寒さも少し和らぐようです。今年はしっかりと冷えてますので、暖かい食べ物を満喫しておりますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか

さて先日、お米の収量が思ったように上がらない、という問合せを受け回答していた所、近くを通りがかる予定があったので、寄らせてもらいましたお話を伺った所、分げつが少ないとのこと。Ｍリンシステムでは秋の収穫後から、早い内に稲株やワラはすき込んで分解処理を推奨していますこの方もご理解されていますが、稲刈り後から柑橘の収穫が始まるため、ワラ処理は出来ていないとのことでした

なので、稲株が田んぼに残っていましたので、そちらを拝見。疎植にしていますが分げつ少なかったです（20数本）。また、株がスポッと抜けましたので、栽培期間中の根張りはあまりよくないと感じました地形的にも風当たりの強いやや厳しい環境で、少し先は川が流れていましたので、それで根が張っていないのは問題に感じました。ご本人は浮きワラで困ってないとのことですが、この根張りを説明したら試してみる、との言葉。これ以外にも、この稲株を元にいろいろ、長々とお話させていただきました。ご本人も、反当あと2俵は増やしたい、とのことでしたので、今年の作でどのようになるか楽しみにしていますね以上、冬の田んぼよりお届けしました。