試される日本農業
「今年の冬はあったかいですねぇ」が挨拶代わりになっております2月に入り冷え込む日もありましたが、平年と比べるとそれでもまだ暖かい令和2年の冬(春?)です。その影響もあり、すでに花粉が飛来しているようで、敏感な方はくしゅんくしゅんと辛そうですそこら辺のお店ではマスクが手に入りにくい状況が続いていますので、ちょっとした裁縫が必要ですが洗って使いまわすことのできる布マスクを作ってみるのはどうでしょうか
さて、先週の日本経済新聞の夕刊の一面記事に「農薬規制 日本も追随」と大見出しがありました。記事概要としては、「生態系に影響を与えかねない農薬に対する規制が世界で厳しくなっている。日本でも農薬取締法の改正により4月から農薬規制が厳しくなる」とのことです農薬に関しては、世界的にはEUで規制が進んでいます。例えばネオニコチノイド系農薬はミツバチに悪影響を与えるとして屋外でも使用を禁止している、など農薬に対する国民の目の厳しさが伝わってきます。
とにもかくにも、規制が厳しくなるとの見方ですので、これまでよりも弱い農薬を使わざるを得なくなったり、使える回数が減ったりすると思います。今まで以上に防除タイミングが重要になってくることでしょう農薬で対処しなければならない場面もあるとは思いますが、Mリン農法では農薬に頼る場面を減らす根本改善の提案をしています。一言で言うと「健全な土作り&有機肥料主体」、これに尽きます
有機物分解菌&ぼかし肥バクヤーゼKによる土作り。去年のうちに土作りに着手されてない方、これからでもやらないよりは良くなります。バクヤーゼKは春作のぼかし肥としても使用でき、善玉菌が充満していて微生物の補給としても効果が高い資材です。また、ミズホのぼかし肥には新ぼかし大将、MB動物有機ペレット、とグレード別の資材も用意しておりますので、様々な栽培方法・作物でご利用いただけます
次第に農薬に頼れなくなると考え、次作から農薬を減らしていけるように、健全な土作りと有機肥料主体の栽培に挑戦してみてはいかがでしょうかもちろん、作物を締めて耐病性を強化するのにもMリンPKは必須ですヨ
2020.02.28|ブログ
農業用ドローン
おはようございます
2月は農機屋さんの展示会シーズンです。
新しい機械が見ることができ、実演あり、意外な小物が売っていたり…でとても楽しいです。
是非、足を運んでみて下さい。
さて、先日、そんな農機屋さんの展示会にお邪魔してきました。
噂には聞いていましたが、
農業用ドローンが展示してありました。
これで農薬も肥料も散布できるそうです。
粒状の肥料も散布できる!そうですよ
ラジコン操作で動き、操作がとっても楽しそうです
農薬や肥料を背負って散布する必要がなくなり、機械操作で楽に散布できるようになりますね。
露地野菜や水田でとても活躍しそうです
農業界にも新しい技術がどんどん入ってきています。
新しい技術に乗り遅れないようにしていきたいです
2020.02.26|ブログ
新入社員奮闘記~土壌医検定3級を目指して~
おはようございます
先日2/16(日)に一般財団法人 日本土壌協会主催の土壌医検定3級の試験を受けてまいりました
土壌の物理性・化学性・生物性の他に、施肥技術や土壌診断項目など土作りに必要な知識に加え作物の品種特性なども設問としてでてきて自分が思っているよりも少々難易度が高かった印象です
確信をもって回答できた問題が半分くらいでしたので少し結果が怖いです
結果発表が3/23(月)に行われる予定なのでそれまでドキドキしながら過ごします
しかし、それだけに自分の知識レベルが大きく上がったのかなとも感じました
もちろんそれだけで農業のすべてを把握できるわけではありませんが、得た知識を最大限に生かしていきたいです
2020.02.21|ブログ
春の対策
昨日の名古屋は、チラっと雪が降りましたが、週末にかけて春の陽気だそうです
先日、農水省より病害虫発生予報の発表がありましたが、やはり暖冬の影響が心配されます
そのなかで、イチゴの灰色カビ病の発生が東海、四国及び北九州の一部の地域で多くなると予報されていました。
灰色カビ病は、多湿条件で発生するため、施設内の湿度管理に注意が必要です
なので、施設内の換気プラス、
病気・害虫予防には、『リーフアップバリア』
使用方法は、500倍液を7~10日おきに葉面散布をお勧めします
2020.02.19|ブログ
バクヤーゼKを使っていると・・・
おはようございます 本日から強烈な冬将軍が短期間だけ滞在するそうで、西日本では平地でも雪が降るそうなので、くれぐれもご注意ください また、新型肺炎が国内で広がり始めていますので、うがい手洗い加湿といった予防を心掛けてください
さて、春が近づいてきましたが、みなさんの田畑ではバクヤーゼ、バクヤーゼKを使用していますか? 現在ミズホでは、昨年栽培したバケツイネの株にバクヤーゼKを加えて置いておいたら、稲株は分解するのかという実験を行っています
現在はこんな感じです 今年は雨が多く、気温も高いので分解は進んでいるようですが、まだ未熟といったところです
ちなみに、昨秋から分解を始めていると最初がこちらで・・・
現在がこれぐらいになっていました(室内保管なので、通常の田畑より温度が高めの条件になっています)
寒い時期は菌の活動が鈍くなりますが、今年はかなりの暖冬だということを考慮すると、早めに動き出すというになりますので、例年より一歩早めの対処が必要になってくるかと思います
2020.02.17|ブログ
夏野菜の準備
最近は暖い日や寒い日がコロコロと変わりますね
今年も暖冬ということでキャベツが豊作の為か近所のスーパーでも安くなっています!
一消費者としては嬉しいですが作り手としては如何なものかと思う時もあります
先日、試験圃場へ堆肥を投入してきました!近隣の牧場からその量2tトラック5台分!!
運搬機はないので会社の軽トラくんに畑の中まで頑張ってもらいせっせこせっせこ撒きました
撒き終わった後がこんな感じです。
堆肥が乾燥してから歩いた感想はフカフカでしたこれで土の中に空気の通り道を作ってくれると作物の根も喜びます!これから植え付けまでに時間がありますのでバクヤーゼKも散布してトラクターをかけて漉き込んでいきます!
未熟な堆肥でもバクヤーゼやバクヤーゼKを併用することで完熟までもっていくことも可能ですので、作付けまで時間がある方はぜひ一度お試しを
微生物の住みやすい土を作って、皆さんいいもの沢山取りましょう!!
2020.02.14|ブログ