肥料焼け(濃度障害)
おはようございます。
台風14号が日本の南海上にあり、今週末にはかなり接近するようなので、早めの対処を心掛けてください。
また、台風通過後はしばらく気温の高い状況が続くようですが、今年はラニーニャ現象が発生しているので、11月以降は平年並みか平年より低い気温になる確率が高くなっています。
先月、弊社の駐車場で雑草が生えてきたので、濃度障害の試験も兼ねて余っている肥料を撒いてみました。
散布前
濃度障害、いわゆる肥料焼けでさすがの雑草も枯れてしまい、今のところ新たに生えてくる気配もありません。
今回は意図的に施肥量を多くしたので枯れてもよいのですが、この雑草のような根焼けの他に、種の周りの肥料成分が濃いと発芽障害、葉面散布の濃度が濃かったり水分が飛んで濃縮されたりすると葉焼けにもなります。
くれぐれもご注意ください。
2020.10.07|ブログ
北海道 オススメ!土壌まるごと発酵
とうとう10月です
今年も残すところ3ケ月となりました。早いですね~
稲の刈り取り作業は終わっている所が殆どのようです。
トマトなどの施設栽培も長くて10月いっぱいで収穫作業は終了のようです。
しかし、これで作業が終わってはいけません。
消耗した土壌に復活させるために、土作りをしっかり行い来作の準備を行いましょう
特にハウス栽培で、毎作同じ病気や障害が発生し、年々品質や収量の低下が起こっているなんて事があるのでは、、、
そして、最近の天候によって生育が悪いくなっていると思っている方が多いのではないでしょうか。
天候も原因の一つですが、毎作同じ圃場で同じ作物を作っている事で、連作による障害の可能性も考えて下さい。
そこでお勧めするのが、「ミズホ式土壌まるごと発酵」です。
障害資材の『Mイーシー』によって土壌中の有効菌を急激に増殖させる事で、微生物の発酵熱と太陽熱消毒を利用した環境にも土壌にもコスト的にもやさしい圃場活性法です。
興味のある方はご一報を
2020.10.05|ブログ
季節外れの開花
名古屋は8月は平均気温が観測史上最高でしたが、9月に入ってからは適度な秋雨で昨年よりは気温が低くなっていますとはいえ、5年に1度程度の高い平均気温ではありますがしかしながら、所変われば様子も変わりまして、東北地方では8月は過去最高水準の高温、9月は残暑の非常に厳しかった2012年に次ぐ高温となっています秋収穫の作物は、気温が高いと熟すのは進みますが、その分養分を必要とします。長梅雨で根が弱ったところに秋の高温は栄養不足を引き起こし、樹勢・草勢の低下とともに病害虫被害の拡大を招きます。特に今年は暖冬の影響で虫が多い年ですので、収穫まで防除をしっかり行うことが大切です。農薬の薬害軽減および養分転流の促進に、リーフアップバリア500倍液の混用もお忘れなくちなみに、混用には少量で問題がないか確認してから行って下さい。
また、こういう天候になると「土作りの差」が大きく見え始めます。土作りが出来ていないと収穫間際には根が弱り、養分補給などの対処をしても、反応が鈍かったり、まともに吸収できなかったりします吸収できないとチッ素やカリなどの養分が流亡し、環境汚染に拍車をかけてしまいます地球の環境保全のためにも、根づくりは有効なんです
さて、ミズホの試験圃場があるミカン園地では、11月下旬の収穫に向けた品質向上の葉面散布が始まりますレシピはPフォスタ、リーフA液材、リーフアップCaまたはリーフアップバリアの各500倍液の混用です。これを10月中は隔週で、11月は毎週葉面散布します。余力があれば10月から毎週でも問題ありません。この仕上げの葉面散布によって、光合成を促進して酸を糖に転化させ、リーフA液材でコクを高めます。
そんな葉面散布作業をしているとき、季節外れに花が咲いている枝を見つけました。(水不足の葉が写っていてお恥ずかしいですが)この樹は今年の春、カミキリムシにやられていた亜主枝を切断しました。その影響で樹が乱れて秋に咲く花が出てきたんだと思います。疲れた体を季節外れの花に癒されました。そのあと、すべての花をそっと摘んでおきました
2020.10.02|ブログ