株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
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新入社員の夏野菜栽培 其の2
初めまして。今年の3月末からの新入社員2号です
以後お見知りおきを
もう5月も終わりに近づき、入社して早2ヶ月が経ちました。
日々先輩方にご迷惑をかけつつも、
いち早く戦力になるべく、精進している毎日です
さて今回は、5月2日にお伝えした夏野菜栽培の続報です。
今回栽培するのは以下の夏野菜たち
- トマト×3 (ホーム桃太郎×2 桃太郎EX×1)
- ミニトマト (オレンジ千果)
- 枝豆×3
- ピーマン×2(京みどり)
- 黄パプリカ×2
- ナス×2(千両ナス)
- オクラ×2
もっと植えようとしたのですが、新人の拙い計算と先輩方の助言より、約7㎡の畑ではこの量が上限のようです…。むしろ、これでも密植だと指摘を受けたくらいです
狭い面積でなるべくたくさん採りたいという欲の表れですかね
さて、作物紹介はこれまでにして定植です。先輩がその熟練の目を光らせ、いい苗を選んできてくれたので、失敗する訳にはいきません
【5/14 定植】
良く晴れた午前中、定植を実施しました。
まず植える位置を決めて穴を作り、発根をスムーズにするため [バイオ健太くん] を入れます
その後、1000倍に薄めた [バイオ根助] [キトチンキ] [リーフアップA] を植え穴に注ぎます(写真①)。
そして、[キトチンキ]のみ200倍にした混合液体にポットをドブ漬けしました(写真②)。
これらはすべて発根・活着促進のためです。
①植え穴
②ドブ漬け
そして定植。植え方は浅植えです
と言うのも、根洗い(定植から30~45日後に徐々に株元の土を洗い流す手法)を試してみるため、そのように植えました。
しかし、ここで大失敗が
浅植えをするためには畝作りからの準備が必要なのですが、普通の台形の畝を作ってしまったことが後々問題となりました
その様子がこちら。
③浅植え(失敗)
平らな畝に苗をポンと置いただけのように見えますよね。お見せするのも恥ずかしい限りです
*後々この畝のミスに気づき、畝端が高く、中央が低い形王冠のような形に畝を修正しました。
そして、今回の栽培で特筆すべきは、トマトと枝豆の混植です
トマトの畝の横端、トマト同士の中間になるよう枝豆を植えました。
ちなみに画面中央がトマト、右の畝端にあるのが枝豆です。
④トマトと枝豆の混植
これまで何度も先輩方が尽力されたのにもかかわらず、病気や害虫にやられ、トマトは十分に収穫出来ずにいました
そんな先輩方の無念を晴らすべく、農業雑誌を漁っていると、狭い農地でトマトと枝豆の混植を実践し、質・量共に優良に育てていらっしゃる方の記事が
モノは試しと、上司の許可を得て試している次第です。
浅植え、根洗いの実践、トマトと枝豆の混植。楽しみが満載ですね
今年の夏は冷夏となるそうですが、新人の情熱と栽培トラブルの連続で、会社の畑は猛暑となることでしょう。
つづく……
2014.05.28|