株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
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冬野菜栽培への道【第5話】
もう気付けば今年も3週間と少しですスッキリした気分で年末を迎えるために、今のうちから身の回りの整理整頓をしていかねばなりませんね
さて、冬野菜栽培です。
寒冷紗の効果で、順調に成長した野菜たち。その後の様子はどうでしょうか
こちらは木酢をやめて1週間ほど経過したホウレンソウ。葉っぱが上向きに戻り、生長の兆しを見せています。
作物を強くするために木酢をかけていましたが、表面の効果を見るだけではダメですね。使う資材の特徴と作物の特徴を考えて、適したものを使うようにと学びました(葉色が黄色がかってチッ素切れのように見えますが、朝日のせいなので大丈夫です)
こちらはカブです。左側の全体写真では、葉っぱが所々かじられているのが分かります。更に右側の拡大写真では、カブの実もかじられていることが分かると思います。
生長が進んだため寒冷紗をはずした途端にかじられました
葉っぱをよくよく観察していると、もぞもぞ動く黒い影が……。
調べましたところ、カブラハバチの幼虫でした。この幼虫は新芽や葉を食害します。寒冷紗などをしっかりかけて、成虫に産卵させないことが大切です。産卵しますと写真のように痛々しい葉っぱになりますそしてカブの実を食べた犯人はアオムシでした。朝に散水しに行きますと、茎のくぼみで縮こまっていて、暖かくなると、のそのそお食事を始めるようです。可哀想ですが、手で強制的にお引越しさせました
こちらは見るも無残なハクサイの様子です
種まきの時期自体が遅かったのですが、ここまで成長に響くとは思っていませんでした。なんとか復活させるべく鉢に植え替えて温かくしてみます
鉢にお引越しさせ、周りを梱包用のビニールで包みました。あとは順調に生長してくれるように応援するだけです
2014.12.08|