株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
小豆のはなし
本日1/11は鏡開きですね。
会社でも毎年の行事として鏡開きを行い、ぜんざいを作って食べます。
・・・が、今日は社員の多くが出張で出ていて、社内は静か
美味しいものはみんなで楽しく食べたい!
・・・ということで、鏡開きは来週に延期となりました。。。
鏡開きで必要不可欠なのが「小豆」
小豆の中でもよく耳にするのは、大納言小豆。
大納言小豆使用
なんて書いてあると、「高級っぽい」と思わず手にとってしまいます。
今日はちょっと真面目に小豆のうんちく
そもそも「大納言小豆」というのは小豆の「種類」。
品種名に〇〇大納言といったように大納言の名称が入っているそうです。
例えば、「ベニダイナゴン」や「ほくと大納言」といった具合です。
その中でも更に大粒のものが、大納言小豆として流通し、大納言小豆でも小粒、中粒のものはただの小豆、もしくは中粒小豆として流通しているのだとか。
「小豆」も種類。
こちらは品種名に大納言の名称ははいっていません。
例えば、「赤小豆」や「ときあかり」といった具合です。
これらの品種は大粒であっても、大納言小豆ではないそうです。
・・・と言っても、小豆は稲のように品種別に販売されていることはほとんどありません。
「ベニダイナゴンの大粒」と「ほくと大納言」が一緒に入って「大納言小豆」、「ベニダイナゴンの小粒」と「赤小豆」が一緒に入って「小豆」として売っている、などということもあるのでしょう
「大納言小豆」と「小豆」があって、品種と大きさで区別されているということを知っていると、ちょっと博識ぶれるかもしれませんね(笑)
もちろん、小豆もMリン栽培可能。
開花前10~15日前にMリンPKを10~15kg/10a
開花最盛期にMリンPKを10~15kg/10aを散布します。
小豆にも根粒菌がいますので、チッ素の量は少なめです。
豆類にMリンを使うと、花が沢山付くので沢山収穫できます。