株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
葉っぱが黄色くなる
連休中にちょっとした事件が起こった内勤のおねーさんです。
・・・どんな事件かといいますと。
知らぬ間に家庭菜園の畑に、どっさりと見知らぬ土が盛られていたのです
「畑の土が足りないからって、園芸屋さんが持ってきてくれた」
・・・ということなのですが、イマイチ由緒が分からない土のようで。。。
一体どこの土地力は肥料は
土の色が真っ白なのが、とっても気になります。
そんなわけで、今作は土の状態が何も分からずに作付けを行う羽目になりました
欠乏症が多発しそうです・・・。
そこで、今日は葉っぱが黄色くなる欠乏症のお話。
葉っぱが全体的に黄色くなってきたら、まず、チッ素欠乏を疑って下さい。
もともと肥料が入っていなかった土地などでは、いかに効きやすいチッ素でも欠乏が起こります。
同じく葉っぱが黄色くなる欠乏症で、マグネシウム欠乏があります。
マグネシウム欠乏の場合は、葉っぱが葉脈に沿って黄色くなります。
下の写真はキュウリのマグネシウム欠乏の様子。葉脈が黄色くなっています。
同じ「葉っぱが黄色くなる」でも症状が異なりますので、「じっくり観察する」ことが大事です。
地力が低い土地では、様々な欠乏症が出やすくなります。
しっかりと土作りを行って、地力の高い土にすることで対策することができます。
もともとの土の色もありますが、大まかには土の色が黒い方が肥えた土。
堆肥を沢山入れて耕すと、黒い土になっていきます。
また、堆肥の有機物は微量要素の補給にもなりますので、堆肥の投入は欠乏症予防にもなります。
ワタクシも真っ白な土を真っ黒にするべく、頑張りたいと思います