株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
松阪牛フン一発稲作
こんにちは。
先日、三重県を周回してきました。
空き時間ができたので、何やら散布している方にお声をかけてしまいました。
散布されていたのは、「カメムシとイモチよけの薬」。
今年はカメムシが多いのだそうです。
そしてお話を伺ううちに、ビックリなことが判明。
『牛フン一発でやってるんですよね(笑)』
な、なな、なんと 元肥に牛フンを入れただけ
『このあたりは松阪牛の地区に入ってるんで、和牛をやっている人が多いんですよ』
しかも、松阪牛の牛フンですか
ちなみに、松阪牛は松阪周辺の決められた地区でのみ飼育されています。
同じ三重県でも鈴鹿は地区から外れていますので、同じように育てても『和牛』になります。
ここの和牛は松阪牛として出荷されます
『でも、台風が来るとべたーっと倒れちゃうんですよ。倒伏防止剤を使いたいくらいです』
そういうときは、MリンPKですよ~。穂肥の時期に入れてもらえば、倒伏防止になります。
あちこち見ていますが、今年は化成の一発で栽培をしているところでは、色がさめてきていて、追肥しないととれないだろうな~という状態が多いです。
ですが、「牛フン一発」とおっしゃる田んぼでは、色はあまりさめてきていません。
牛フンを入れていて、土地が肥えているのかもしれませんね。
有機肥料の大切さを、あらためて実感させられました。
この他にも、「ホルスタインと和牛の育てやすさの違い」など、勉強になるお話をして下さいました
ただの通りすがり者の相手をしてくださって、ありがとうございました。
刈り取り前に台風が来ないことを願っています