株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
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生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
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スイカの炭疽病(たんそびょう)
今年は猛暑の予報だったのが、いつの間にやら冷夏の予想になっています
暑さがニガテな人にはいいんでしょうが、
日照不足は作物にとってはよろしくありませんよね・・・
さて、先日こんな症状に出会いました。
スイカの炭疽病です。
実は全国各地を出張して、たくさんの圃場を見せてもらうのですが、
正直、我々のお客様は腕がいいのか、こういった病気に出会うことは少ないのです。
(ホントは資材もいい)
思わず資料用にと写真を撮りまくってしまいました
実の部分にも発生しています。
こうなってしまうと商品価値がなくなってしまいます。
この方は、直前まで順調すぎるくらいだったのですが、
急に雨が降り続いた後に発生してしまったのだそう。
炭疽病などのカビの病気は、チッ素過多や過繁茂で発生しやすくなります。
チッ素過多は葉や茎を大きく柔らかくし、カビの侵入を容易にします。
また、葉が大きくなることで風通しが悪くなり(湿気が溜まる)、
カビが繁殖しやすい環境となります。
健康な葉や茎を作ると同時に、湿気をためない工夫が重要です。
この生産者の場合、密植にして過繁茂になってしまったことが反省点だったようです
過剰なチッ素を消化するためには光合成(=リン酸)の役割が重要です。
MリンPKやPフォスタでリン酸をしっかり効かせましょう
また、お酢やアルコールにはカビの繁殖を抑える効果もありますよ。(リーフアップV1)