株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
凍害きゃべつ。「しもふり」と「しもやけ」は全然違う。
こちら、神奈川県・三浦半島の「しもふり」のキャベツ。
このキャベツを見て、よくこの時期のTVショーでは、「葉に栄養を蓄えて、糖度が増して甘くておいしいです!」と言う演者の方もいますが、わかったようでわからない感じですね。
(この件に関しては→ミズホブログ2014/12/05をご覧下さい)
この時期「しもふり」通り過ぎ、「しもやけ」になってしまうと大変。
「しもふりキャベツ」と「しもやけキャベツ」は全然違います。
作物が「凍って」おこる「凍霜害」。作物の耐凍性以下の低温で、細胞内や細胞間隙が凍結することによって起きます。
①植物体の表面で凍結が起こる →②次いで内部に伝達され細胞間隙内で凍結が起こる →③さらに進んで細胞液の凍結して →④原形質破壊、細胞膜破裂が起こって →⑤「凍死」となる。
ちなみに 身近な話で置き換えますと、
「しもやけ」の原因=体温が低くなり、体の血の巡りが悪くなるとおきます。
☆「治す」には= 薬を塗りまくる、血行を良くする。
☆☆「予防」するには= ①体を冷やさないようにする、②基礎代謝を良くする。
☆☆☆「基礎代謝」をよくするには= バランスの良い食生活と適度な運動をする。
「作物栽培」に置き換え直すと
「リン酸」を効かせて、「光合成能力」を促進させること。
「リン酸」を効かせて、窒素コントロールをすること。
「リン酸」を効かせて、細胞を密にして耐病性を強化すること。
もちろん、「リン酸」は、「Mリン」で
寒害を受けた葉は、「腐敗菌」が入りやすくなり「腐り」の可能性が高まります。
もし、寒害にあった場合、樹勢回復を図るために「Pフォスタ」+「リーフA液材」の葉面散布がおススメです。
また、病気予防には、「リーフアップV1」+「キトチンキ」の施肥がおススメです。
チッ素過多(メタボ)だと、軽い霜害でも腐敗が進んでしまいます。
「MリンPK」で「チッ素」コントロールして、メタボ体質を改善しましょう!