株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
「もっと良くしたい!」…2015年新春Mリン講習会・第1弾!
先週の出来事でありますが、1月9日金曜日に群馬県で行われたミズホとして今年第1回目の講習会についてお伝えします。
群馬県の旧倉渕村権田(現在は高崎市に統合)は、群馬県の西部に位置し、東には上毛三山のひとつ榛名山を望み、西は長野県軽井沢町と接する 総面積の85.5%が山林という山間地帯。烏川が村の中央を流れ、両岸の段丘に田畑が広がる。気温は日中高く、夜間冷え込むという山地特有の気候。
ここでは、数年前から当地の青果物集荷業者の呼びかけと、隣接する東吾妻町のコンニャクイモ篤農家がMリンで大変優秀な成果上げている事もあり、個々の面積こそ大きくはないが、生産者の「向上心・探求心・研究心」が非常に高い。
毎年、新年早々の座学講習会を皮切りに、現地研修会・反省会など、節目節目で、水稲・コンニャク・野菜の生産者が数多く集まり、「ミズホよ来てくれ〜」のリクエストの元、講習会が開かれる。
2015年第1弾の今回、噂を聞き付けた県内他地域の生産者との合同開催。
「コンニャク栽培」における…
①:「土づくり」
②:「アクセル(チッソ)とブレーキ(リン酸)」
③:「記録こそ財産」 について、
ミズホ担当者からの講習時間の後、各人から事例・体験報告を行い、ありがちな「一方通行の講習会」ではなく、各生産者が個々の栽培での問題点や疑問点を発表し、互いに意見交換をしながら進む、双方向「参加型講習会」となった。
「ただ聞くだけ」の「お客様」ではなく、各々が「主役」の講習会。
この日一番盛り上がった「反収を上げるには?」の話題について、皆が「腑に落ちた〜」という言葉を一つだけご紹介。
『コンニャクの場合、チッソやれば腐敗病や根腐れをすぐ誘発する。だから怖くてチッソをやれない。でもな、ビビってチッソを量くれなきゃ肥大も進まないし、面積小さいと反収も上がらない。 だからMリンやるなら、病気が出るぐらいに思い切ってチッソやんなきゃダメだ。良く効くブレーキ持ってるから、アクセルが踏み込めるんだ。 Mリンで、ブレーキだけ効いたら全然前に進めないからよ』
この言葉を、参加者はしっかり「記録」していたのでした。
MリンPKは、良く効きすぐ効く発酵リン酸肥料です。
Mリンで、「チッソをコントロールする」事は、高い技術です。
今年は去年以上に「獲れた年」にしましょう!ミズホも会社を上げて意欲のある生産者の皆さんを、全力でサポートいたします!