株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
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雪の下の稲ワラ
おはようございます。
2月に入ってもまだまだ寒い日が続きますね
さて、地域によっては、田んぼが雪に埋もれてる場所もあるかと思いますが、
雪の下はどうなっているのでしょう?
長野県のある田んぼ。
20センチほどの雪をかきわけると稲株が出てきました。
まだ少し生きているように、茎がしっかり残っています。
これは隣の田んぼの稲株。
違いが分かりますか?
こちらは茎が黒くなってヨレヨレになっています。
実は、一枚目の写真は稲狩り後に起こしただけの田んぼ。
二枚目の写真は稲狩り後にバクヤーゼKを散布した田んぼ。
二枚目の方が、稲株の分解が進んでいるのがわかると思います。
稲ワラや稲株の残渣は、田植え後のガス害の原因となり、根腐れや、
それに伴って倒伏やイモチ病、収量・食味の低下につながります。
ですから、こうやってバクヤーゼKでしっかりと分解を促進してやる必要があるのです。
なかなか冬の田んぼを見る機会は少ないと思いますが、
雪の下では、微生物くんたちが暖かくなるのを待ちながら、ゆっくりじっくりと働いているのです