株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
キミは「ベニバナインゲン」をシッテイルカ?(別名・花豆)
♪ ベニバナインゲン、サヤインゲン、マメにも色々あるけれど〜 ♪ (ど根性ガエル風に)
と、思わず鼻唄しそうな「春の陽気」の名古屋から、こんにちは。 ( …明日からまた寒の戻りもありそうですが…。)
「Mリン出前講習会」に行ってきました嬬恋村。基幹産業はもちろん農業。全国有数の高冷地野菜産地でもあり、キャベツが有名ですが、実はとある高級作物の産地でもあります。
参加者の農家さんに頂きましたが、「あまーーーーい」と叫びたくなるほど美味でした。
ベニバナインゲンは、一般的には「花豆」「オイランマメ」と呼ばれる事で有名ですが、実は、標高700メートル以上1400メートル以下の高冷地でないとうまく栽培が出来ません。低地すぎるとマメの莢入りが悪くなり、高地すぎると霜にやられて実が付きません。マメはビックリするほど大きく3~4センチで沢山実をつけられます。上記のように、甘納豆や、煮豆用に重宝される「高級品」です。
Mリンできっちり適期(=萌芽期+開花前)にリン酸を効かすと、より大粒で、甘味も増し、コクが出ます。
嬬恋村の農家さんのお声掛けで、ベニバナインゲン農家さんが6軒集まり、ご夫婦参加で「Mリン出前講習会」。
昨今の地球温暖化の影響で、嬬恋村でも30℃を超えんばかりの気象環境は、ベニバナインゲンの生育には大敵。また、作業の手間もあって、年々、生産農家が減少しています。そんな中でも、産地の名産品を守るのと、「この味を世の中の人に味わってもらいたい!」そんな思い一つで作り続けていらっしゃいます。
「出前講習会」には、会場を提供いただいたヤンマー嬬恋支店の社員さん全員に加え、支店に来店されたキャベツ農家さんも飛び入り参加。聞けば、「キャベツの連作障害の対策で、花豆やるよ」とか。
「そんなにリン酸が良く効くんなら、うちのキャベツにも使ったら、○○向けのキャベツには使えそうだな!」
いやいや、普通に通常出荷用にも使ってくださいよ!
キャベツの味、変わりますよ!
夏に、「キャベツの中心で愛を叫ぶ」のもいいですが、ベニバナインゲンのトンネルも、嬬恋村でしか味わえない素敵な光景です。
もちろん、お土産にはちょっと高級ですが、食べたら病みつきリピーター確実、「ベニバナインゲン」もどうぞ!
(今年のMリン農産物プレゼントにしようかな〜 ナイショ)