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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

コマツ菜の花2

天気が崩れて、また回復する。その繰り返しのたびに暖かくなり、春らしくなっていくこの時期。「花は桜木、人は武士」ということわざが示すように、日本で花といったら多くの人が桜を挙げるでしょう桜ばかりに気がいきがちですが、別の花の話を一つ。

先日、古い町並みが魅力の岐阜北部の観光地で買い物をしていた際、和風小物のお店で、かわいらしい梅柄のがま口を見かけました。和物では梅柄がよくありますが、梅柄にはどんな意味があるのかと尋ねてみると、「この梅は寒梅です。新年を迎えて間もない、冬の風雪の中でも、あらゆる花に先駆けて咲く姿から、生命力の象徴として昔から縁起物とされていますヨ」と。

生命活動が見えにくい冬の中で凛と咲く梅の花、真っ白な雪景色の中の紅一点を見ていると、農作業にもやる気が湧いたのだろうなぁと想像が膨らみました桜が咲くまでは梅を意識して眺めてみようと思います

 

さて、前置きが長くなりました。3月2日にお伝えした会社の畑の様子ですが、少し変化がありました

こちらは3月5日のコマツナの様子。つぼみが膨らみ張っていて、開花間近という様子

 

その数日後……

一番日当たりが良いつぼみだけ、先端だけ花が咲きました

ちなみに写真を撮った当日は、名古屋で季節外れの降雪写真の中の白い点が雪です。衣替えをしたのにまた寒くなった学生を見ているような気分になりました

さて、この種取りコマツナ1株にどのくらいのつぼみがついているか、数えてみたところ……多すぎて途中で挫折しましたつぼみの塊がざっと100以上、塊にはつぼみがおよそ20~40ほどついていました。
比較対象となるMリンを効かせていない普通のコマツナがないのが残念ですが、引き続き種の収穫まで追っていきます

2015.03.16|

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