株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
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サヤが膨らんできたコマツ菜の花4
4月も残すところ一週間ほどとなりました。ここ名古屋では、長雨・日照不足から一転、ポカポカの陽気が続いていて、日中は25℃を超す日も増えてきました天候不良の影響が目に見えて出てきている頃に、いい天気になると、今まで十分にできなかった光合成をし始めます。作物がしっかり光合成できるよう、肥培管理と根づくりを今一度見直してみてはどうでしょうか
さて、会社の畑に植えていたのびのびコマツナです花が順調に咲き誇り、アブラナ科の黄色い花を異様な背丈で咲かせていた我がコマツナ。このまま何事もなく種取りまで進むと気を抜いたのが良くなかったのでしょう
忘れもしません。嵐のような天候だった4月20日。長雨が続きコマツナも参っていたのでしょう。出社してみると……
ポッキリ折れていました元々種を取る用ではないにしても、生長を見守っていた側としては悲しい限りです。ここまで大きい株になると、風の影響が大きくなり、こういう結果につながったのでしょう。支えをしておかなかったのを反省しています。
折れた部分の拡大です。折れてパックリ割れていますが、中の維管束はまだつながっている様子。これは種取りまでなんとか保てるかと思い、病原菌にやられないよう、折れた部分に木酢液(バイオ根助)の10倍液を塗布しました
作物が物理的な被害を受けた時には濃い木酢を塗布して、殺菌と有機酸の補給をしてください
追伸:数日後様子を見に行くと……茎は折れていますが、まだコマツナは生きています。そのとき気づいたのがこちらの写真。
根元がとても太いですね大きなブロッコリーの茎と同じくらいの太さがあります。いつも食べるのは若葉とはいえ、あのコマツナがこれだけ茎が太くなる作物だったとは知らず、勉強になりました。