株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
レンコンは「見た目」が大事(関東ではね)
スーパーに「レンコン」が並ぶ季節になりました。
皆さんのお近くのスーパー等で目にする「レンコン」はどういう姿をしていますか?
・泥つき
・真っ白
・黄ばんでいる
・カットされてパック
・泥つき一本モノ
下記の写真は、先日、当ブログでもご紹介した「初物レンコン」。
(上)泥つきレンコン(徳島産)慣行農法レンコン
(下)真っ白レンコン(茨城産)Mリンレンコン
ちなみに…
↑こうなります。
「泥つきレンコン」は、実は、白くなりません。掘り獲る時の「ひっかきキズ」も多いですが、「赤しぶ」の残りもあります。これは、栽培中のレンコンが呼吸を「穴」を通じての行う時の酸素が出るからで、決して、どっちがいいとか、悪いとかじゃないですよ。通常は出荷前に「しぶぬき」をします(が、全部は白くなりません)。
これ実は…「産地の特徴」=「収穫方法」&「ニーズへの対応」の違いなんです。
徳島産・佐賀産・愛知産などのレンコンの多くは、レンコン田んぼの水を抜いて「泥の中から」収穫します。
一方、関東モノ(茨城産)レンコンは、水の中にいるレンコンを水圧で「水の中から」収穫します。
「キズ」は、この違いなんです。
そして、「泥つき」のほうが、「日持ち」がするので、流通の事情を含め、食卓に並ぶ前の「大人の事情」で、「わざわざ」泥をつけて出荷しています。
しかし、関東モノ(茨城産)は、市場の「ニーズ」が「見た目重視」の為、「真っ白」に栽培・出荷をします。わざわざ「泥」はつけません。
「渋ぬき」と言う作業だけでは抜けきらないレンコンに対して「白い美肌」を目指すために、MリンPK・サンレッド等、Mリン資材が大活躍します。↑ Mリンレンコンは、さらに中(断面)も真っ白です!
あ、また長くなりました。この続き(白いレンコンの秘訣/美味しいレンコンの話)は、また今度にしましょう。ごきげんよう~。。。