株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
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イチゴの着色不良対策
今シーズンはやはり「暖冬」と言われるだけあり「雪国のいつもの冬」とは事情が違う。
上信越道から関越道に入り、関越トンネルを抜け、新潟県に入る。いつもなら3メートル近い「豪雪の光景」が否応なく目に飛び込んでくる。ところが南魚沼でも今年は1メートル程度。
しかし新潟の冬において、「気温が低い、日照量が少ない」というのは、今年も変わりはない。
先週末新潟に入ったが、あっという間に数十センチの積雪があり、除雪車が前を走り渋滞が出来るのも、変わりはない。
そんな新潟県は、「イチゴ」にとっては「過酷な天気」が毎日続く。
「暖地の品種」では、生育停滞や開花不良を引き起こしてしまうので、新潟の気候に合った品種「越後姫」を栽培している。
新潟市内のイチゴ農家を訪問した。
「色付きが悪くて…」イチゴ屋さんの声。たしかに、少し色のりが悪い。
「着色不良果」だ。
「越後姫」という品種のイチゴは「とよのか」の血を引いている事もあり「品種特性」で発生しやすい生理障害もあることは事実だが、最大の原因は、「日照不足」。光合成能力が足らない。
対策としては…
① 肥大期の夜温は、5度以上を確保し、日中は、高温になり過ぎないように換気を行う。
② そして、根の活力向上のため、光合成細菌「サンレッド」をカン水する。同時に、「MリンPK液肥の素」でリン酸をしっかりに効かせる事で、「着色」「糖度向上」「果実を固くする」という効果が得られる。高品質イチゴの条件をすべて満たす事が出来るのだ。
③ 根を動かすと同時に、「Pフォスタ」の葉面散布で光合成能力を向上させよう!葉っぱの窒素分を速効的に消化させ果実に栄養分を送り込む。こちらも、「着色不良」改善にもってこいだ。
④ また、実がなるとイチゴは樹勢の衰えが著しいので、常に窒素レベルは落とさずに高いレベルで管理を継続してほしい。そんな時は、肥効の波が小さい高品質アミノ酸液肥「アミビタゴールド」のカン水をお勧めする。
化成肥料では肥効の波が大きく、イチゴの栄養バランスを乱しやすい。「アミビタゴールド」と「サンレッド」との相乗効果で、厳寒期の養分吸収効果がさらに向上、何よりも根を動かす事に関してはこのMリン資材の併用をお勧めだ!
「美味しいイチゴ」 作りたい!& 食べたい!
そんな人は、ミズホまでご一報を!