『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

※ 5月18日(水)ブログ記事について

いつも弊社ブログをご覧頂き有難うございます。

過日5月18日のブログ記事について、Mリン農法・Mリン稲作をご理解・実践されている方から、ご指摘ご質問を頂戴しました。

「 田植え後の水管理について 」

南北に広い日本、全国統一された栽培管理はありません。寒冷地・暖地によって、土質環境によって、考え方・打つ手は様々です。

しかし、「Mリン農法の稲作」の「基本的な管理」は、「変わらない考え方」があります。

前述の記事で一部、「Mリン稲作」と「慣行稲作」の違いについて、誤解を招く表現がありました。

本日は、もう一度「Mリン稲作」における「田植え期の水管理」についてお話します。

➡ 「植干し法」です。

——————————————————

「Mリン稲作」では「田植え時のポイント」は、

①浅植え ②疎植 ③細植え ④補植無し をお伝えしています。

すると、「深く植えないと ”浮き苗” になって”欠株”ができてしまうじゃないか!」とご指摘を受けます。

では、どうして「浮き苗=欠株」になるのか?

 【原因】➡ よほどの箱苗不良が無い限り、田植機の性能も良いので欠株はないですが、田植え後、風が吹いて波が立つと、その波の力で浮き苗になり、抜けてしまい欠株になります。

 

原因が解れば、「対策」を立てられます。

 

Mリン稲作では「植干し法」を浮き苗対策➡美味しい米作りをするために、提唱しています

 

 【植干し法】

<目的>➡強い根を出し、開帳型で太い分けつを作る。

(1)代かき後、水が澄んで来たら(土が落ち着いて来たら) 、浅植えで田植えをします。その後、落水します。

(2)田植え後、スグの入水はしません。3~5日程度、入水は控えます(植干し状態)。

※ 根を出し活着します(天候が良ければ3~4日で活着します)

(4)根が活着したら、入水します。(冠水➡除草対策)

 

●「浅植え+植干し法」のメリット

①浮き苗が無くなる

②活着良好

③開帳型の分ケツ➡受光体勢良好➡茎質が太く・硬くなる

 

 

ちなみに…

○「深植え法」のデメリット

①土中地温は上層部よりも低い(3℃程度)

②土の圧力に押され分ケツがとれない

③深植え苗は節位が上に伸び弱くなる

 です。

 

これから田植えの地域もあると思います。是非ご参考になさって下さい。

———————————————–

 

これからも弊ブログでは、「Mリン農法」として、「農」に纏わる皆様への「お役立ち」にこだわり、様々な情報を発信してまいります。

記述内容にご不明な点がありましたら、何なりとミズホ本部へご質問ください。

電話  052-763-4171

FAX   052-761-3771

メール bio@mizuho.to

 

2016.05.27|

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