『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

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緑肥作物の発芽率

ほぼ平年通りで梅雨入り宣言がありましたが、雨が降ったのは梅雨入り当日だけで、それ以降は降っていません今週もほとんど晴れの予報で、梅雨入り早々ですが空梅雨になりそうな雰囲気です

 

さて、タイトルの緑肥作物ですが、近年はあちこちの畑で見かけるようになりましたそれだけ緑肥の効果・効能が認知されてきたのでしょう。このたび緑肥を蒔く機会に恵まれまして、セスバニアを購入してきましたセスバニアを選んだ理由は、粘土質で水はけが悪く、地力が低い畑に蒔くため、マメ科で耐湿性があり、収量も多いとされるセスバニアが適している、となりました

タネを湿らせたガーゼの上に置き、発芽試験を行ったところ…

 

案外発芽していません…

もう少し近くで撮ったものがこちら。

発芽率30%、と言ったところでしょうかなんとも悲しい結果になりました

 

実際に畑に蒔いて9日後の様子がこちらです。

写真右上の赤丸がセスバニアで、それ以外は雑草です。写真中央にある茶色い粒がセスバニアのタネですが、発芽していませんね…畑は発芽試験の環境よりも過酷ですから、予想通りではありますが

この結果を見て調べなおしたところ、セスバニアは硬実種子の割合が高く、発芽が揃わないことがよくあるそうです。そのため、種子表面を傷つけたり、70℃の温湯に10分ほど浸けて、発芽を促すことが多いようです。

今年は芽が出たものを大きく育て、バクヤーゼKで土中堆肥化し、地力の向上を図っていきます

2017.06.12|

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