株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
回復させるぞ!軟弱徒長のイチゴ苗
先日、 群馬県東毛地区のイチゴ圃場周りをしてきました。
ちょっとここまでの状況をまとめると…
(1)今年の7月下旬から8月ひと月の天候不順・日照量不足によって、イチゴ苗は軟弱徒長気味に。。。
(2)慣行指導では、「軟弱徒長の育苗後半=窒素切り生育調整」として窒素レベルを低下させ、結果として「心どまり」や「クラウンの不充実」を引き起こしがちに。。。
(3)去年のように秋の長雨が続くと「炭疽病」「うどんこ病」のリスクも高くなりがちに。。。
こういった「悪いサイクル」で定植時期を迎えてしまった方が今年は例年より多かった気がします。
でも、それを悔いても仕方ない。
イチゴの生長ステージは日々、次へ次へ。
じゃぁどうする?どう立て直す?
「苗質不良」「毛細根の根量」等もイマイチ?出遅れた?と思わず嘆き節…でも、
コッカラバンカイ!バンカイ!!
●定植後の「Mリン秀品イチゴ栽培」ポイント●
を書いておきます。
❶ 活着
❷ 根づくり
❸ 樹勢維持
健全な 根量・根張りの良さが、「収穫の谷」のない「連続安定出荷」につながります。
今こそ、しっかり健全な「主根・細根・:毛細根」を張ることが重要です。
ミズホ地区担当は、皆さんには
“「粘りある収穫」こそ、「初期の根張り」が、大事ですよ~” と 語り続けています。
※ 具体的な「基本の」一手 ※
・適度な土壌水分 = 「活着促進」には、土壌が乾きすぎないように。肩までたっぷり水を。
・確実かつ安定した活着 = 「バイオ根助(500倍液)」 を 5日に1度はチューブかん水または手かん水を。
・徒長STOP、耐病性強化 = 「Pフォスタ(500倍液)」 を3~5日おきに、葉面散布を。
・タイムリーかつ持続的な「高栄養補給」= 「アミビタゴールド(500倍液)」をかん水。月に1~2本程度を。また、「MリンPK液肥の素(500倍液)」を混用する事で、更なる健全な根づくりとアクセル(窒素)コントロールに。
知行合一! 善は、急げ!です。
Mリン(ミズホ)は、ピンチを救います。