株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
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大嘗祭
おはようございます 寒さも一服して、今日は雨模様になっている名古屋です 今年もバケツ稲に挑戦することになったので、現在絶賛苗作り中です 品種は「こしひかり」、「あさひの夢」、「ハイブリッドとうごう3号」、「ハイブリッドとうごう4号」を育てる予定です
さて、稲ということで、先日も報道されていた大嘗祭に触れたいと思います 大嘗祭は天皇一代につき一度限りの祭祀です 大嘗祭では、亀の甲羅を灼(や)く亀卜(きぼく)という特殊な占いで悠紀(ゆき)・主基(すき)両地方を選んで、地元の農民の田んぼで収穫された新穀を献上します それを天皇が皇祖ををはじめ神々に供え、ご自身も召し上がるというのがこの祭祀の核心です
ちなみに、大正では悠紀が愛知県、主基が香川県、昭和では悠紀が滋賀県、主基が福岡県、平成では悠紀が秋田県、主基が大分県となっています 過去の例では田植えの”前”に斎田が選ばれていて、大正が2月5日、昭和も2月5日、平成は2月8日です
しかし、平成31年5月1日に新しい天皇がご即位することとなりました すると、4月に田植えをする地域は斎田の「清浄」のために行われる「田植式」、「斎田修祓式」が行えないので、斎田の候補から外れてしまうのではといった指摘が一部の学者から問題視されています
もともと、ご即位の日は1月1日という案がありましたが、年末年始は皇室の行事が続くことと、1週間後に昭和天皇の30年目のご命日に当たる平成31年1月7日の「昭和天皇30年式年祭」が執り行われるため、宮内庁案の4月1日が有力になっていたのですが、浅はかな対応で意味のない5月1日になってしまいました それなら2月1日とかでも良かったのじゃないかなというのが個人的な感想です
日本人と稲作というのは切っても切れない関係にあるので、そこのところも踏まえつつ、バケツ稲づくりを楽しみたいと思います
2018.04.11|