株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
縮こまったジャガイモの葉
昨日から今朝にかけての雨で、暑い春が一段落しました名古屋では結構な量が降り、そのせいで畑もビチャビチャになりました。排水性の悪い畑は、こういう時に畑に入れず、作業が止まってしまうのが難点ですバクヤーゼ堆肥とバクヤーゼKを活用して、少しでも早く改善していきたいところです
ところで、もうじきゴールデンウィークですね休みの長い方も、カレンダー通りの方も、大いに日頃のリフレッシュが出来ることと思います。とは言ったものの、農作物の管理に休みはありません。畑管理の人員は必要であれば休日でも畑いじりに出るつもりでいます
さて、ここしばらく別のことにかまけていて、二月末に植えたジャガイモの管理が全く出来ていませんでした久しぶりに畑内をのぞいてみると……
これはいかんと、除草を兼ねた培土を行い、ようやく畑らしい見た目にまで戻しました。ですが、雑草が無くなりジャガイモが露わになって見直してみると、何だかジャガイモの様子が変……
ジャガイモの芽吹きってこんな感じ?こんなに葉っぱが内向きに丸まっていたかなぁ?
良く効くリン酸MリンPKで抑制が強くかかりすぎているのか、と考えて元肥の施肥を見直しましたが、窒素リン酸カリをバランス良く施用していますので、施肥の問題ではないようでした。
ミズホの先輩にこの写真を見てもらったところ「種イモの養分で動いている段階だから、施肥の問題ではなくて、水不足か種イモの問題」との意見をもらいました。水不足であれば、今朝までの雨で解消されたはずですので、近いうちに観察に行って、問題点の解明を進めて行きたいと思います
【おまけ】
ジャガイモ畑の手入れ中、一株に一匹の割合で付いていた虫です。
調べたところ、カブラハバチの仲間のようです。名前の通りアブラナ科を食害する虫なのですが、なぜナス科のジャガイモに群がっていたのかは分かりません幸いにジャガイモの葉はあまり食害を受けていませんでしたが、これからふ化する幼虫が悪さをするかもしれません。こちらも要観察ですね