株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
調節肥のススメ
宮崎県の生産者さんの圃場にて
もう既に出穂です
というのも、通常の田植えより2ヶ月以上早い、3月上旬に田植えをした早期コシヒカリ。
6月13日に出穂しました。
ちなみに出穂とは、読んで字のごとく、穂が出ることで、
通常は、5月田植えの8月上旬に稲の出穂期を迎えます。
Mリン農法では、出穂30日前の茎数目標は、
コシヒカリで1坪あたり1,200本。葉がピンと天をついきて硬く立ち、開帳型で株元まで光や風が通るのが理想的な稲の姿です。
反対に、過繁茂で葉色が濃く、茎が垂れて柔らかく、下葉が枯れ、株間が見えない場合、倒伏する危険性が高くなります。
そこで、効くリン酸『MリンPK』の出番
出穂35~45日前に調節肥で倒伏対策と茎数を確保します。
施肥量の目安は、MリンPK20~30㎏/反。
施肥後、5~7日で葉がピンと立ち、硬い稲に変化します