株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
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生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
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苗作りで大切なこと~水のやり方~
おはようございます
秋冬野菜の苗作り。
・・・失敗しています
発芽した後に消えていくのです。
原因は、暑いから?
念のために苗を作っている生産者様に聞いてみると、
『発芽した後に、気温が高くて消えるなんてことはないよ』
どうやら原因は『土』であるようで。
プラグに播種する場合、市販の培土を使うなら『プラグ用』を使うこと。
理由は、
『肥料成分が多いと濃度障害で枯れてしまうから』
プラグの絵が描いてある袋の培土は使いましたが、『プラグ用』とは明記されていませんでしたね。確かに
夏の盛りは窒素量をやや少なく、涼しくなってきたら多く配合すると良いのだそうです。
また、バイキンが多い土を使うと立ち枯れの原因に。
リサイクル土を使用する場合は注意が必要。
失敗したくなかったら、プラグにはプラグ用の土を使いましょう(自戒)
さて、水のやり方です。
水のやり方は
『均一になるように、不均一に』
が、ポイントです。
プラグの中は小さな世界です。水の量が一定でないと生育にムラができてしまいます。
しかし、プラグに対して均一に水をやるとプラグ内に落ちる水の量は一定でなくなってしまいます。
だから、プラグ内に落ちる水が一定になるように不均一に水をやる必要があるのです。
この『均一になるように、不均一』が難しい。
ジョウロを動かす速度を変えることで不均一で均一になるような気がします。
これも日々練習ですね