『Mリン農法トピックス』は株式会社ミズホのオフィシャルブログです!

株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。

他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。

このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。

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「出前講習会」日本全国おでかけミズホ

稲の刈り取り目安

まだまだ暑いですね。今日の名古屋は30度近く上がりそうです。
9月中旬を迎えようとしているのに、この暑さは、たまりません


ここ何年も気候の変動が激しく、稲刈りをする時期を見極めることが難しくなってきています。ミズホにも稲刈りの時期を相談される生産者さんもいらっしゃるぐらいです

刈り取りのタイミングは、
米の品質や食味の良し悪しが決まるため、とても大切です

理論上は、
コシヒカリの場合、出穂後の積算温度が、1,000℃ぐらいになったら刈り取りの時期といわれています。

実際は、
刈り取り時期の判断は、稲ワラではなく籾全体を見て刈り取り日を決めましょう

稲穂を見る場所は、畦から5 列くらい入ったところで、平均的な生育をしている 株を選びます。

チェックポイントは、
 ① 籾の色
 ② 籾の厚さ
 ③ 枝梗の色
 ④ 葉の色

 具体的には、
一株の稲穂を脱粒して、よく混合します。
すべての籾と青籾の数を数え、全籾数に対する青籾の比率が、青籾比率になります。

青籾数÷全籾数×100 =青籾率
青籾率が 10~ 15 %の範囲になった時が収穫適期とされています。

刈り取りの結果、
乳白米や同割れ、青米が多ければ、それは、根が弱っていたかもしれません

根が弱っていると、栄養や水が最後まで吸収できないからです。

次作は、最後まで栄養と水が吸えるように強い根を作っていきましょう

強い根をつくる第一歩は、『土作り』

バクヤーゼKで稲ワラや稲株などを分解処理して、腐植化をすすめガス害を軽減させていきましょう

2020.09.11|

若林いよこさんのコメント

バクヤーゼKはJAのワラクサールと同じような
ものですね
まいてから雨に濡れると変な匂いがしますか
今年は根元に飛ばない黒いカメムシがたくさん
います。そんな虫も死にますか

2020/09/18 10:42:03

    株式会社ミズホさんのコメント

    ワラクサールは、水田の土づくりを目的にした資材のようです。
    バクヤーゼKも同様の目的の資材ですが、内容物や微生物の特性は異なると思います。バクヤーゼKは、肥料袋内では、散布しやすいように水分を減らしています。
    水田に散布すると、その後降雨などの水分を含んで、内容物と微生物が動き出し、ワラや稲株の分解が進みます。
    やはり、少々は臭気は出ます。カメムシを退治することはできませんが、カメムシのえさとなるワラや稲株またひこばえが分解されてなくなれば、居なくなると考えられます。

    2020/09/18 11:31:50

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