株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
大雪が水稲に与える影響
こんにちは。
名古屋は昨日の大雨から一転、お天気です
ただ、風が強いので、台風一過のような様相です
昨日、岐阜県の坂折棚田を訪問しました。
岐阜県も昨日は大雨。
棚田を流れる小川も激流となっていました。
今年は、こちらでも雪が多かったそうです。
岐阜県恵那市は夏でも冷たい水が流れて、美味しいお米がとれる土地柄。
冷たい水のおかげで、高温障害はあまり出ないのだそうです。
ところが、雪が多いと、夏の水がいつまでも冷たい。
そうすると、稲が青立ちして未熟な稲穂になってしまうのだそうです。
そこで水が冷たい場合は、小川の水を一旦パイプに通して温めてから田んぼに入れるのだそうです。
普段雪が降らないのに大雪となった地域では、夏の水が例年より冷たい可能性も?
生育具合を注視して、対策を行ってください。
ブドウの一文字仕立て
こんにちは。
今日の名古屋は寒く、先ほどまで雪がチラついていました
寒暖を繰り返すことで少しずつ春に近づいていく訳ですが、
作物にとっては生育のリズムが乱れやすく、栽培管理には注意が必要です
チッソ(アクセル)とリン酸(ブレーキ)を上手く使い分けましょう
さて、先週の金曜日に愛知県内のブドウ農家さんを訪問しました。
この方、昔ブドウの裂果に悩んでいたところ、MリンPKと出会ったんだそうです。
ポイントは、雨が降りそうなときに施肥すること。
しかも、雨よけハウスの周辺にMリンPKを撒くのがいいんだそうです。
理由は簡単。
水は乾いたところへ行こうとするので、周辺に撒いておけば、
MリンPKが溶けた水が下からハウス内へ浸み込んでくるという仕組みです
そんなブドウ作りのベテランが、今年チャレンジするのがブドウの一文字仕立て。
イチジクにも似たような仕立てがありますね。
ブドウの場合、真横に伸ばした枝から出たツルを上へ誘引します。
そしてツルの真ん中付近で実をつければ、体の正面で作業が出来て非常に楽になるという算段です。
通常のブドウ棚では、上を向いての作業になるので、非常にキツイのだそうです。
しかも、ジベレリン処理、摘果、摘粒など、作業工程がてんこ盛り
文章では分かりづらいという方、続報を取材していきますのでお楽しみに
ミズホのお仕事その3 ~展示会~
こんにちは。
ミズホでは2月決算を採用しているため、
今日から新しい期のスタートとなります。
昨期は40周年ということで、とても充実したものとなりました。
ありがとうございます。
さて、今日もミズホ社員のお仕事の一端を紹介します
ミズホの社外での仕事として、講習会、現地指導、
展示会への参加などがあります。
3月1日~2日は、静岡県の御殿場市というところで、
関東甲信クボタ御殿場営業所様の展示会に参加させていただきました。
実は、この御殿場地域でのミズホの活動は少なく、
御殿場営業所での展示会は初参加
当然、ミズホのことをご存知ないお客様が多く、
流し込み施肥に驚く方も多数。
雨にも関わらず、2日間で400名の来場者に来ていただきました。
実はこの展示会、我々にとっても最新の農業機械を見たり、
メーカーの方々と情報交換ができたりと楽しい一面もあります
展示会後に、みんなで飲んだココアと
クボタのスタッフに頂いた手作り団子の美味しいこと
寒さと疲労で疲れた身体に染み渡りました
展示会が始まる前にパシャリ
右側に写ってるのは畝立て機。
トラクターの後ろにつけて、畝立てを行うための道具です。