株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
ワサビにもリン酸肥料?
先日、「ワサビにMリンPKを使ってみたい」
という問い合わせがありました。
ワサビにMリンPK?ワサビって肥料使うの?
インターネットでワサビ栽培について調べてみても
ワサビは肥料を使わないというものばかり。
社内で調べてみても、過去に事例がなかったので、
近くで他の仕事を終えた後、実際にお邪魔してみることにしました
そこで見せてもらったのは、ワサビの苗。
正直、実物を見るのは初めてです
どのような目的でMリンPKを使用したいのかとお尋ねしたところ、
「年々、苗の活着が悪くなってきている。原因はリン酸不足じゃないか?」
ということでした。
活着促進や発根促進でリン酸に着目したのは正解です!
定植時にMリンPKを施肥するのはもちろん、
定植前にMリンPKの上澄み液を葉っぱにかけることも効果大です。
MリンPK1袋を100リットルほどの水に溶かし、
一晩経った上澄み液を1000倍程度で葉にかけます。
そうすることで、根がブワッと元気になります。
稲作苗であろうと、野菜苗であろうと、根を作るのにリン酸は欠かせません。
今は稲作や野菜苗作りの真最中の方も多いと思います。
「苗半作」と言われるように、苗の性質で後々の出来が決まります。
運動をしてた子供が、大人になっても健康的なのと同じですね
今年は5年振りの冷夏予報も出ています。
夏に後悔しないためにも、健康的な苗作りを行いましょう★
おまけ
ワサビの花です。
緑肥のレンゲは花が命!
こんにちは。
Windows XPのサポートが終わり、あわててWindows 7や8に変えたため、社内はやや混乱しています。
必要データのインポートができなかったり、思ったとおりに操作できなかったり・・・
物事は駆け込みでやってはいけませんね。
さて、先日、緑肥でレンゲを植えられている生産者の方を訪問しました。
レンゲは豆科。
豆科特有の根粒菌が窒素固定を行うので、地力を高める緑肥として人気です。
花が咲いて、見た目に綺麗なのも良いですよね。
レンゲの根粒菌は、花が咲いた頃から増えていきます。
ですから、花を咲かせる前に漉き込んでは効果が少なくなってしまいます。
もちろん、レンゲをそのまますきこむとガスが発生しますので、
バクヤーゼKを一緒に耕して分解させることをお忘れなく。
ところで、窒素固定とはどういうことでしょう?
窒素固定とは、空気中の窒素を土中に取り込み、植物が使える状態にすることです。
空気中や雨の中に含まれる窒素で、年間10a当たり2~3kgを補給しているとも言われます。
空気のうち、約8割が窒素です。
空気中に沢山ある窒素ですので、作物栽培にもっと使えると良いですよね。
梨の花
名古屋の今朝10時の気温は、16度。
やっと春らしい暖かさになりました
全国を飛び回っている営業マンも、春を実感しているようで…、
カゴいっぱいのタケノコの写真や、
梨の花の写真を、メールで送ってくれました
果実は、開花後30日ぐらいまでは、貯蔵養分で肥大し、その後は、葉で作られた養分で生育します。
なので、果実を順調に肥大させるには、5月上旬ごろに消化吸収が良いアミノ酸のカン水やカン注がおすすめです
ブドウの化粧水
暖かくなってきましたね。
名古屋ではもう桜が散りかけています
春になると、冬の間動かなかった植物も動き出します。
人間は布団から動けなくなりますが
その一つがこれ。
ブドウの水揚げと呼ばれる現象。
剪定した切り口から水がポタポタと落ちてきます。
ブドウなどの果樹は、冬の間は根の活動を停止します。
そして暖かくなると根が動き出し、水分と養分を活発に地上部に送ります。
そしてそれが全体に行き渡ると、芽吹きが始まります。
この水分には芽を出すための養分が含まれており、
お肌に良いとして、知る人ぞ知る化粧水なんだそうです
試しにペットボトルを置いてみると、一晩でこんなに溜まりました
意外にも無味無臭。
ホントに効果があるんでしょうか?
隣の席のお姉様は、お肌が気になるようで
興味津々のようです
ナゴヤはサクラ満開!
おはようございます!
昨日の名古屋は暑いくらいでした!
サクラも満開です。
昨日は北海道からお客様をお迎えし、満開のサクラを見ていただくことができました。
一年のうちで、たった一週間。
サクラが咲いた名古屋城は今しか見ることができません。
ちょうど良いタイミングで見ていただけて、良かったです。
北海道のサクラは山桜が中心で、ソメイヨシノはあまり見られないのだそうです。
山桜と言えば、吉野の千本桜。古くから愛されているサクラですよね。
山一面がピンク色に染まる光景も見ごたえがあります。
北海道のサクラは6~7月頃に見ごろになるそうです。