株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
曇雨天が続くと注意
ここ最近お天気が良くないですね
先週は北海道を除く日本全国でずーっと雨・曇りが続きましたこの天候によって予定していた作業が思うように進まない農家さんも多くいらっしゃることでしょう。私も雨のため予定していた家庭菜園への定植を先延ばしにしました
今日は目線を変えて、雨や曇りの時の植物の気持ちになってどうしたらいいか考えてみます
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私たち動物は、食事によってエネルギーを他から摂取し、消化・同化します。植物は根や葉から吸収した栄養を光合成という消化を経て同化します。植物にとって光合成はとった栄養を自分のものとする大切なプロセスなのです
では、雨や曇りが続いて日の光が少なくなるとどうでしょう。人間に例えると、消化ができずに食べても食べてもエネルギーとならずに、かえって不健康になる状態ですそんな状態の植物は、少しでも消化をしようと日の光を求めます。体内にあるエネルギーを振り絞って、葉を大きくしたり茎を上へ伸ばしたりして、生きようともがきます。しかし、少ないエネルギーで作った体は、軟弱で弱く脆い体です。病原菌や虫の格好の標的となってしまいます
リン酸は光合成に使われる栄養で、植物の栄養消化を促します少ない日の光の中でも消化がスムーズにできると、植物は無駄に葉を大きくしたり、茎を上へ伸ばしたりしません。
しかし、リン酸は土とくっつきやすく、普通に撒くのではすぐに土とくっついて、植物が簡単に吸えなくなってしまいますそれこそ根から酸を出して、溶かしてやらないといけないほど強力にくっついています。酸を出すのにもエネルギーを必要としますので、植物はさらにエネルギーを消耗してしまいます
よく効くリン酸肥料は土とくっつきにくい肥料のことで、これを可能としたのが、微生物と酵素によって発酵させたリン酸肥料MリンPKです。Mリンカリンで発酵させたリン酸肥料は、土とのくっつきを防ぐだけでなく、作物がすぐに吸収できるように発酵させます
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今年の春のようなグズグズした天候の時には、しっかりとリン酸を効かせて、植物が苦しまないようにしてあげてくださいね
元気な土を作りましょう!!
ずっと不安定なお天気が続いていますね皆様の地域は大丈夫でしょうか?
さて、こちらのブログや機関誌でもご紹介しておりますが、今年は国際土壌年です
国際土壌年とは2013年の国連総会で採択され、「元気な暮らしは、元気な土から」をテーマに、土壌を正しく認識し、適切に管理し、守っていくことを目的としています
その一環で先日の農業新聞では「宮崎県のODD運動」について紹介されていました。
ODD運動とは・・・Organic(有機物の適正利用)、Deep Plowing(深耕)、Diagnosis(土壌診断)の頭文字を取って名づけられた土壌健全化運動で1991年から行われているそうです。
土壌診断を行い、圃場の状態を確認しつつ、家畜ふん堆肥などの有機物を適切に使用し深耕することでふかふかで作物の育ちやすい土作りを進めているとのこと。
おこれは当社のお勧めしている土作りと少し似ていますね
当社も有機物残渣がしっかりと分解された、ふかふかの作物の育ちやすい土壌となるように、バクヤーゼやバクヤーゼKの使用をおすすめしています
当社には土壌医や土作りマスターなどもおりますので、土壌をよりよくする為のお力になれるとおもいます(ちなみに、私はまだ勉強中の身です・・・・)
元気な土で、美味しい作物を栽培しましょう
↓↓↓バクヤーゼKの詳細はこちら↓↓↓
スゴいんです。「THEミズホ」という有料機関誌。
こんにちは。今日は日本中が思わず「寒い」と言った日ではなかったでしょうか?
関東では朝から雪が降っている所が多く、温暖な千葉県銚子市でも統計開始以来、最も遅い降雪を観測したとか。
千葉県内のとある地区からは『定植して間もないスイカ、前半からこの低温基調だと、今年は「荒れる」年になるぞ!』との声も。
電話口の担当者は思わず「じゃぁ、Mリンの出番ですね!」と回答したのは、言うまでもありません。
「葉桜」になった(地区もあります)後の「三寒四温」もまたおかしな気象状況ですが、天候気象条件は、毎年変わります。
ミズホの発信する情報源の一つ「機関誌・THEミズホ」には、そんな「異常気象を克服する篤農技術」が満載です。
●そもそも、機関誌って何?
●読んでみたい!
●うちが作っている作物の記事が読みたい!
というアナタ!
052-763-4171 まで、是非お電話ください。
もちろん「メール」でもOKです!
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「読みたい方」には、「ブログ見たよ!」の一声をいただければ、バックナンバーも含め、「読んでいただけるように」ご提供します!(よろしければ、年間購読してください!)
今年2015年の機関誌THEミズホは「根菜特集!」です。
根菜特集第2弾は5月25日発送。メインテーマは「○○○」です!
只今、精鋭部隊社員が、鋭意編集中です!
(年間購読者のミズホ会員様、いつもご愛読ありがとうございます)
捨てられているタマネギ
おはようございます!
愛知県では極早生のタマネギの出荷が始まっています。
集荷初日に出荷すると値段が良いということで、あちこちでタマネギの収穫が行われていました。
さて、タマネギの畑を移動しておりますと・・・
タマネギの山~
出荷できなかったタマネギ達です。
中が腐ってしまって、商品にならなかったもの。
腐りが入ってしまったものは自家消費することもできないので、捨ててしまうそうです。
それにしても、すごい数…
化成肥料であっという間に肥大させたタマネギは、栽培中に腐りが入りやすくなるのだとか。
有機肥料でじっくりと肥大させ、MリンPKでリン酸を効かせて硬くなるように栽培すると腐りも入りにくくなります。
折角栽培したのですから、なるべく沢山出荷したいものですネ
春雨前線
春雨といっても、食べる方の春雨じゃありません
ちなみに、食べる春雨の原料はデンプンで、日本ではジャガイモ、本場中国では緑豆からデンプンを取るんだそうです。
日本で緑豆といえば、もやしですよね。
さて、ここ数日はグズグズした天気が続いていますね
この時期に降る長雨のことを、「春雨前線」だとか「菜種梅雨」などと言い、他にもいろいろな表現があるみたいです。
日本語の豊かさですね
ただ、来週もスッキリしない天気のようで、田んぼや畑が乾かずヤキモキしている方も多いと思います
こういう時は、定植時期が遅れる→老化苗の使用→栽培が順調にいかない
という事態になりかねません
ただ、しっかりとした苗を作っておけば、多少定植が遅れても、苗の活力や品質を維持できます。
苗づくりにはこういった利点もあるんですね
現代農業2014年8月号にも苗づくりのコツが載ってますので、「晴耕雨読」ぜひ読んでみてください