株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
「●●が止まらない」→ そんな時は…。
唐突ですが、件名の、●●に入る文字は何でしょう。
答えは、人それぞれだと思いますが…。
キュウリの「なり」が止まらない→お疲れ様です。
「笑い」が止まらない →儲かってますね。
「セキ」が止まらない →風邪ですね。
「徒長」が止まらない →MリンPK撒いてください。
とか頭に浮かんだ人もいれば…
「愛」が止まらない →WINKですね。
「悲しみ」が止まらない →杏里ですね。
「Romantic」が止まらない →CCBですね。
とか音楽が流れた人もいるかもですね。
さて本題です。
今日は『水田で、「ガス」が止まらない』方にお知らせです。
田植え後20~30日を目途にした「落水・田干し」。
しっかり「ガス抜き」出来なかった人。「水」が自由にならないから、なかなか思い切って落水管理出来なかった人。
いますよね。
まだブクブクとガスが沸いている人!
いますよね。
ガス害は、根腐れを招き地下部の健全根量を少なくします。
養分吸収量もスムーズにできません。
軟弱徒長・下葉枯れ大量発生・土台グラグラでは、「倒伏危険性・大」です。
それに、いくら地上部で分ケツを取れていても、弱った稲体では良質・多収穫も望めません。出穂→登熟→収穫に向けて、根が最後まで活力を保つ必要があります。
そんな時には、
ミズホの「エリート光合成細菌集団」=「サンレッド」がお勧めです。
サンレッド(解説) <左をクリック>
サンレッド菌たちが硫化水素ガスをエサにして急速に増殖し根を守ります。
流水施肥(=流し込み施肥)で簡単に「有害ガス」をピタっと止められます。
根腐れを抑え、根の活性を高められるので、地上部も元気回復です。
(使用目安:1本で2~3反分の量を流し込みましょう)
困っている人、ぜひどうぞ。
Mリンは「困っている人」の味方です。
追伸
「レンコン」栽培でも欠かせませんね。
茨城のレンコン産地では「サンレッド」は「ハス田んぼのヒーロー」です。
肌が真っ黒になりません。良質な「ハスづくり」には欠かせません。
レーザーレベラー
おはようございます。
さて、突然ですが、レーザーレベラーという機械をご存知でしょうか?
「持ってるよー」って方もいると思いますが、簡単に言えば圃場をならして平らにするための機械です。
農業の世界でも技術の進歩は進んでいて、ハウスの中は各種計測用のセンサーだらけ、露地ではGPSを使った自動運転なんかも広がりつつあります。
で、このレーザーレベラーとは、
↑こんな感じで平らにしていきます。
極めて簡単な構造です
が、平らになっているかどうかの判定はレーザーで行い、機械の高さ調整も自動で行います。↑レーザーの送受信部分の高さ調整を行っています。
(通常は運転席内のボタンで行います)
圃場の外に発信機、トラクターの後ろに受信機がついています。
発信機からの信号を元に、盛り上がっている部分では機械を下げ、凹んでいる部分では機械を上げることを自動で行うわけです。
そうやって田んぼの中をグルグル回っているうちに平らになっていきます
平らにするくらいで、なぜわざわざこんな機械を?
と思う方もいるかもしれませんが、圃場の不均一化は、
・排水不良
・雑草
・肥料濃度のバラツキ
・生育のバラツキ
・作業コスト増
などのデメリットを生じます。
こういった機械がなくても、昔から圃場の均一化を意識しながら作業している方ももちろんいますし、そういった方はトラクターかけの名人とか言われてたわけです
ちなみに写真のトラクター。
緑色していますが、決してジョ○ディ○ではありません(笑)
生産者がわざわざ塗装したんだそうです
田んぼアート
名古屋は暑いです!
田んぼもよく干せます!
出穂35日前を迎えるところでは、干しすぎに注意してください!!
でも、来週から涼しくなるようですね。
水田の影響はあまりないかもしれませんが、野菜は生育遅れが出てくるかも?
こういうときの夏野菜にはバイオ根助+アミビタゴールドのカン水が効きますヨ!
先日、棚田に行ってきました。
アレ?
一ヵ所植え方が変なところがある??
中央右よりのところで、イネが集まっているように見えるところがありますよネ?
田植え機が壊れたのか?
田植え機の運転を失敗したのか?
ええ、田植え機の不具合としか思えません
しかし地元の方は、
『ありゃ、アートだ』
アート ・・・と言われてもピンと来ないのですが、よくよく見てみると
ゆるキャラっぽいものが形取られている!?
収穫時期にはどのように浮かびあがるのか!?とっても楽しみです
夏野菜の試験栽培2
梅雨の時期となり、雨で涼しくなったのはいいのですが、室内がジメジメしておりますこんな時は湿気に体力を奪われがちなので、日々の軽い運動と体にやさしい食事で、これから来る夏に備えたい私ですそして作物も健康を維持しよう(少しでも光合成しよう)と、体を大きくしてしまいます。同じ量の栄養分で普段以上に大きくするため、中身の充実しない生長、軟弱徒長となってしまうのです
風船を例として考えてみます。ここで風船は、植物が持っている体を作るためのエネルギーです。この風船を30cm膨らませたときのゴムの厚さと、50cm膨らませた時のゴムの厚さを思い浮かべてください。50cmの風船の方が薄いですよね。同じエネルギーで大きな体を作ろうとする、この50cmの風船のように膨れ上がった状態が軟弱徒長です。これではちょっとした刺激でパンっと割れてしまいます。植物で言うと、耐病性が下がったり、ちょっとした虫害で大きなダメージを受けたりします植物は多雨や日照不足で軟弱徒長する生理なのです。これを制御するための技術がMリン農法のリン酸施肥ですまずは、すぐに状態が見られるお庭の家庭菜園から、Mリンのリン酸で徒長を防げることを実感してみてはどうでしょう
———-ここから夏野菜栽培———-
さて、前置きが長くなりましたが夏野菜栽培です。
今年はちょっとした装置を導入しましたその名も「自動散水装置」です
昨年の夏野菜栽培はこの装置を使っていなかったため、自宅が遠い私は土日は会社までお世話に来られず、お天気まかせの生育でした。その結果、いろんな障害が出ることになり(逆にいい記録が取れましたが)、今年はそのリベンジのため導入しました実際に組んだシステムを絵に描くと、下のようになります。
蛇口に装置を取り付け、2種類の試験栽培用に二股に分岐。そこから散水ホースを各ワグネルポットへと分岐させています。ホースを取り付ける分岐の位置で水圧が変わりますので、蛇口に近い側の分岐のホースは長く、奥側の分岐のホースは短く設置して、水圧の調整をしています。
この装置の良いところは、水分センサーで自動的に水やりの必要不必要を判断できるところですですが、梅雨に入ったこの名古屋では、実際に稼働したところをまだ見ておりませんこの装置が本領発揮するのは梅雨明けからになりそうですね。
さて、実際の生育報告ですが、比較栽培試験、耐病性試験のどちらも、初期の動向は苗の状態に大きく左右され、最初の1週間で大きな違いは見られませんでした。ですが、気になったところがココ
Mリン区では苦土入りスーパーMリンPKを施肥し、一般資材はMリン区と同等のリン酸量となるように施肥しています(マグネシウムは一般資材区の方が多い)。同じリン酸量ですが、葉の葉脈の太さ、目に見える本数など、見た目が全く違います施肥する肥料だけでここまで様子が変わることにビックリしていますどちらの葉が良いのかは、今後の生育で確認することにします
また、トマトではリン酸の効きの違いが見てわかる結果となっています
リン酸が効くと葉が立ちます。下葉は苗の状態が大きく影響していますので、どちらもだらしなく垂れていますが、苗から伸びた部分は葉柄の角度から違いますねただMリン区のトマトは、一番果がずれてしまっているのが気になるところです。この出遅れ分は今後の長期収穫できるかどうかにかかっていますので、長い目で追っていこうと思います続報をお楽しみに
謎の双葉
不安定なお天気が続いていますね
突風が吹いたり、雹が降ったり・・・
今朝は私が出勤したとき地下鉄を降りると通路やエレベーターがびしょ濡れ
近所に住んでいる社員に聞いてみたところ、ミズホ本社付近でも突然バケツをひっくり返したような雨が20分くらい降ったとのこと
私の自宅付近は晴れていたので、とても驚きました
長雨にはMリンPKが効きますが、施設や圃場が壊れてしまう程の災害が起こらないことを切に願っております
さて、会社の駐車場の一角で育てていた小松菜の花。無事に種がとれたとブログでも御報告しました
その脇に置いてある鉢植えのトマトに水やりをしようと思って準備をしていたところ、
周りに草が生えているなと思ってよく見てみると・・・・
ん???
おや??
双葉??
あ!!小松菜!!!
畑ではない場所が一面小松菜畑になってしまいました
種取りをして片付けをしたときに残った種が飛んでしまったようです。
それにしても凄い数
他の社員と相談して、そのまま生育させて、抜き菜を食べようかということになりました
軟弱徒長しないようにしっかりMリンPKを撒いておきましたよ(笑)