株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
こんにちは、赤ちゃん。 私がママよ~ (新潟 魚沼 八色 西瓜)
おはようございます。
突然ですが、何の葉っぱか、花か、わかりますよね。。
そうです。
スイカ
です。
週末6月13日土曜日午後、新潟の「すいかのめいさんち~」である新潟県南魚沼市大和の「八色西瓜」が生産盛んな八色地区へ、「スイカ現地研修」、行ってきました。
越後三山(八海山、駒ケ岳、中の岳)を望み、魚野川と水無川といった清流が流れる、みどり豊かな地域。
新潟=米 (コシヒカリ)だけじゃないんです!
水田地帯での現地研修でもミズホ指導員から「5月の晴天続き・高温」と「徒長」について「因果関係」を説明された方も多いと思いますが、畑(のスイカ)でも同じことが言えます。
「健全生育」できていない作物は、主要3要素欠乏をはじめ、微量要素の欠乏、そこに過度な水不足で、「根の活力」が低下していきます。
スイカの肥大期にとって、もっとも「デリケートで大事な生長時期」のひとつです。
このスイカの生産者(であるママ)は、トンネル被覆後スイカの赤ちゃんが「こんにちは~」するこの時期から、圃場水分状態をじゅうぶんに確認し、週間天気の確認をしながら、的確に「子育て」しなければなりません。
※「多着果」注意!
不要果の見極め、摘果をしないと「本玉」の肥大不良にもつながるだけでなく、後半の樹勢低下も引き起こします。またこの時期に天の恵み=降雨がない場合は「かん水」しましょう。(かん水チューブがない方は、畝間通路に水をながして土壌に浸透させて下さい)
「排水性」が大事なスイカ栽培ではありますが、この時期以降の土壌乾燥は「三角玉」になってしまったり、また乾燥土壌での急激な降雨は、空洞果・ウルミ(煮え玉)のスイカになってしまう可能性があります。
そこでミズホがお手伝い!
①「バイオ根助」=「かん水をやるなら一緒にコンスケ!」有機酸が根を元気に復活します!
そして・・・
②「アミビタゴールド」=「他に類を見ない高濃度アミノ酸液肥」肥大促進・食味向上・活力増進!
これといっしょに
③「MリンPK液肥の素」= MリンPKの粉状全量水溶化液肥。高い即効性でサポート!(500倍液)
②と③をかん水してください。
この時期の管理の差が「秀品=A品」・「捨て玉=B品」、運命の分かれ道!
ぜひお試しください
ミズホ指導部が電話でもあんしんサポートします
052-763-4171
スイカのママさん、一緒にがんばりましょう!
<追記>
この日の午前中は炎天下の中、南魚沼にて、新潟(南魚沼)・群馬(倉渕)で合同の稲作現地研修を行いました。約50名のご参加の皆様、座学・現地とおつかれさまでした。
ポイントは「有害ガスとフレッシュ酸素の交換!」→「倒伏防止・穂肥打ち切る体づくり!」
さぁ、次はあなたの田圃へ、ミズホが行く!(…しばらく名古屋には帰りません)
青田を巡回中
ワタクシ共が忙しくなる季節がやってきました。
青田周りです~!
今は調節肥の時期。
根っこを見ながら、葉色を見ながら、天気を予想しながら・・・
追肥はどうするか?
生産者の皆さんと一緒に検討していきます。
〈追記〉
今年は気温が高いせいか?ブンケツ多めの田んぼが多いです。
そして、『今年はブンケツが取れなくて悪いな~』というお話を伺いますが、よくよくお話を聞くと・・・
『隣の田んぼに比べてブンケツが取れてない』
と、いうことであるようです。
坪あたりの有効ブンケツ数はある程度決まっていますので、後で穂が確実に付くブンケツを取れれば良いのです。
Mリン稲作の理想的なブンケツ数であるのに、心配されている方が多いようですヨ。
流し込み施肥をしてみよう!
梅雨シーズン到来です
「今年は長梅雨になりそうだ」との声もチラホラ聞こえてきます。
また野菜の値段が騰がるのでしょうか
(上手な生産者さんにはプラスでしょうが。。。笑)
さて、お米はそろそろ追肥の時期なところも多いと思います。
ミズホでは出穂より数えて、35~45日前の追肥をオススメしています。
何故か?
稲の第5節間が伸び始める時期にMリンPKを効かせるためです。
そうすることによって節間の伸びが抑えられ、倒伏防止につながります
ただ、「追肥なんてメンドクサイ」
というアナタ!
流し込み施肥(流水施肥)を是非試してみてください。
水口にドサッと肥料を落とすだけ。
MリンPKは水に溶ける肥料なので心配はいりませんよ
↓こんな感じにドサッとやっちゃってください
「肥料がきちんと均等に広がるの?」
と心配する方もいると思いますが、省コスト栽培として注目され、実は補助金の対象にもなっている技術です
長梅雨になると倒伏やイモチ病の危険性が高まります
こういった年ほどMリンPKで対策を!
夏野菜の試験栽培1
九州や四国では梅雨入りが発表されました沖縄など南の方は平年よりも遅く、九州・四国は平年より早い梅雨入りとなりました。そのまま本州も梅雨入りが平年より早まるかと思いきや、名古屋の予報を見る限り、東海の梅雨入りは平年並みとなりそうです梅雨で日照不足が続きますと、作物に多大な悪影響を与えますので、しっかりとした事前準備と予防をしておきたいものです
さて、今年の夏野菜栽培は比較栽培を実施します。弊社の青枯れ菌や根コブセンチュウが大量にいる病気土壌を活用した比較栽培もやります
実施する比較栽培は二つ一つは市販の土を使っての真っ当な比較栽培(接木ホーム桃太郎・接木とげなし千両2号)で、もう一つは病害土壌を使った耐病性比較栽培(自根ホーム桃太郎)です
通常の比較栽培は、1/2000アールのワグネルポットに購入した土を入れ、Mリン農法区・一般資材区・ブランク区の三つに分け、その生育の差を記録します。
耐病性比較栽培では、1/2000アールのワグネルポットに病害土壌の土を入れ、自根のトマト苗を用いてMリン農法区・通常栽培区の二つに分け、発病までの期間や発病後の生育を記録します。
さて、どのような結果が出るか、Mリン区だけ過保護にならないよう気を配ってがんばるぞと、声を大にして言いたいところですが、設置して栽培を始めた早々に問題発生……
風で根元からポッキリ
折れたのは通常栽培のブランク区と耐病性比較栽培のMリン区のトマト苗です。いろいろと手を打ちましたが回復の兆しは見えず……出鼻をくじかれましたが、残ったものの管理に注力していきます
研究室のおしごと
今日は久しぶりの雨模様でしたね
こちら名古屋でも朝から雨で、雨が上がった今は植物達が元気さを取り戻しているように見えます
今日は研究室でのおしごとを少しご紹介します。
今はバクヤーゼKの品質を確認するために、菌数の測定を行っています
バクヤーゼKを滅菌水に溶かしたものを用意して
この液を菌たちが好む栄養たっぷりの寒天培地の上に塗りつけます
これを、一定温度で培養させると、菌たちが元気いっぱいに繁殖し始めます
私はその菌の群集(コロニーといいます)の数を数えるのです・・・
野鳥の会のようなカウンターが欲しくなりますね(笑)
皆様に品質のよい商品をお届けできるように、陰ながらがんばっていきます