株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
恒例・猛暑下の 群馬県「Mリンコンニャク」現地研修レポート!
残暑 お伺い申し上げます。
8/12〜16まで夏季休暇を頂き、お問合わせ(電話/FAX/メール)をはじめ、お急ぎの所、出荷面でもご不便をおかけしました。
本日17日より通常業務を再開しています。
順次、連絡回答、商品発送をさせて頂きます。お待ち下さいませ。
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さてさて、
連日熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。今日は準々決勝
弊社ミズホ本社から車で5分程度の距離にある「中京大中京高校」は、残念ながら昨日敗退してしまいましたが、筆者も今年も現地で「この一瞬に、命を燃やす」高校生から元気をもらってきました
閑話休題。今日のブログタイトル本題。
10日前の暑い暑い8月6日。群馬県利根沼田地区において、
熱闘甲子園の高校生以上に「熱いコンニャク生産者」が多く集まり、恒例の「Mリンコンニャク現地研修会」が行われました。
2015年の現地研修テーマは、
「よい作物栽培をするのではなく、健康で健全な栽培をしよう!」
Mリン農法・技術・資材で、「健康で健全な活力のある根」を作ることができます。
「効くリン酸」があれば、様々な気象条件にも負けずに、窒素コントロールを思いのままにできます。
今夏は例年以上に厳しい気象環境が続くコンニャク畑。
そんな中、Mリン栽培実践者のコンニャク畑は「どこ吹く風」の順調栽培中です。
窒素成分は作物生長には不可欠。
窒素がなければ、イモ(タマ)の肥大もしない。
しかし、窒素過多は「メタボ」に陥り「健康を害する」事になる。
だからこそ、リン酸を効かせ、だぶついた窒素を消化させる。
暴走すると危険なアクセルワーク(窒素施肥)に、ブレーキコントロール(リン酸施肥)をする。
でも、普通のリン酸資材を施肥しても「土中固定化」されてしまって、ほとんど効かない。
だからこそ、Mリンカリンの酵素微生物で、発酵処理した「MリンPK=効くリン酸」を使う。
「Mリン持ってれば、大丈夫だ!」
群馬県内の「篤農家」の皆さんの間では、「合言葉」になっています。
初めて「Mリンコンニャク畑」を見た初参加者の方々も、「どうして病気も出さずに、こんな樹勢の素晴らしい姿になるんだ」と目を丸くして見ながら、Mリンの使い方をミズホ指導員と先人栽培者に、日が暮れてもまだ熱心に聞いていました。
あとは、Mリンを使いこなす技術。
土壌環境は畑の千差万別が故、使ってみて、効果を体験してはじめて「自分の技術」になる。
まずは、チャレンジしましょう。するしないは、あなた次第。
こう述べたのは、Mリンコンニャクの先駆者(78歳)。
もちろん、すべての作物に、同じことが言えます。
「健康な作物を作ることが、良品多収穫の第一歩」
さぁ、今年の秋冬野菜は、Mリンでカッチリ!
(わかる人にはわかる写真)
(※写真説明=Mリンで、健康健全な根が張れているコンニャクはこのように「根元がひび割れ」するほどの根量です。そして、活力のある根が後半まで持続するので、病気になりにくく、肥大も進み、反収向上が実現できます!)
夏期休業のお知らせ[2]
セミの合唱が夜中まで続くことが増えてきましたが、暦の上では「立秋」です年々秋らしさを楽しむ期間が減っているように思いますが、今年はどうなることでしょうか
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再度のご連絡になります。
平成27年8月12日(水)~16日(日) を夏期休業とさせていただきます。
配送の都合上、本日の15時までにご注文いただければ本日出荷いたします。
ただし、地域によっては16日以降の到着となることをご承知おきください。
ご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解とご了承を賜りますよう、お願い申し上げます。
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【おまけ】
本日のお昼休み、社内の女性陣が騒いでいました。
「変わった虹が出てるみたい!」
屋上に上がりみんなで太陽を見上げると……
こんなきれいな虹がかかっていました
この珍しい虹、「環天頂アーク」とか「ハロ現象」と呼ばれる、珍しい現象ですやはり虹の一種ですので、太陽側が赤く、外側が紫になっていますね私自身も肉眼で見るのは初めてで、テンションが急上昇したことは言うまでもありませんそして、屋上にて即席の撮影会が始まりました。
真夏の暑い中、もっと熱い大人たちの姿がそこにはありましたとさ
ちなみに、二枚目の写真は同時に撮った写真で、ハロ現象の下に横長の虹「環水平アーク」も撮れていますこの二つの現象が同時に撮影できるのは非常に珍しいのですといっても今年の5月22日にも同様の現象が観測されていますが
何にしてもこれで気持ち良くお盆休みに突入できそうです
夏期休業のお知らせ
おはようございます。
連日暑い日が続いています。
ここ、名古屋も35℃以上の日が続いています。
秋冬野菜の播種が始まりますが、暑すぎて見合わせている産地もあるそうですね。
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すでにお知らせしておりますように、弊社は
平成27年8月12日(水)~16日(日) を夏期休業とさせていただきます。
配送の都合上、商品の通常発送は本日までとなります。
11日も注文を承っておりますが、地域によっては16日以降の到着となります。
ご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解とご了承を賜りますよう、お願い申し上げます。
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【おまけ】
現地研修でひっこぬいたイネをバケツ(水だけ)にいれておいたら、出穂しました
トマトのカメムシ害
今日も名古屋は朝から暑い!!
冷夏予報とはなんだったのかー!!
我が家ではエアコンのリモコンの電池が切れて熱帯夜になってました
エアコンって本体側で作動できないんですね・・・
さて、先日お客様から「どうしてこうなるの?」と質問をいただきました。
ミニトマトの皮が透けたようになり、その部分が柔らかくなっています。
主に考えられる原因は2つ。
①網入り果(アミ果)と呼ばれる生理障害。水分不足や高温で発生します。
②カメムシ害。カメムシに吸われた部分がこのようになります。
よーく見ると、吸われた跡がポツポツと残っているのでカメムシ害ですね。
食べられないことはないですが、日持ちがしませんし、売り物にもなりません。
リーフアップV1の葉面散布で害虫が寄りにくくなるので是非試してみてください。
ちなみにビールが飲めないワタクシにとって、冷えたトマトを丸かじりするのが最近のブームです
【お知らせ】
弊社では、8月12日~8月16日まで夏季休業となります。
その間、商品の出荷ができなくなります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
ブドウの酸っぱさ
只今、お昼の名古屋は34度。外は、うだるような暑さです
熱中症には、お気をつけください。
さて、会社の敷地内で育てているブドウ(摘粒していないので、たくさん粒をつけていますが)
この暑さにも負けず順調に生育しております。
このまま順調にいけば、お盆ぐくらいには、収穫を迎えます
ですが、2週間ぐらい前に様子みで、ちょっと味見してみたところ、ビックリするぐらい酸っぱい粒が…
研究室の人曰く、ブドウの酸っぱさは、『酒石酸』とやらで、やや渋みと収斂味のある酸味とのこと。
レモンの爽快な『クエン酸』を基準とすると、
クエン酸<酢酸<酒石酸
酒石酸は、酸がメチャク強いらしい。
技術部の人曰く、その酸っぱさが、やがて味が濃くて美味しい甘さになるとの事なので…、
収穫が待ち遠しい限りです
夏野菜の試験栽培5
うだるような暑さが始まっています毎年夏を迎えるにつれてどんどんと暑くなっているように感じます昨年も書きましたが、化石燃料を使っているから、ますます地上の温度が上がるのだと思っています(昨年の記事)。とは言いつつも、夏の盛りはエアコンに頼ってしまいがちです。少しでもエネルギー節約のためと、休みの日中は自宅でエアコン独り占めするのではなく、公共の涼しい場で過ごそうと心がけていますまた、山間部に避暑に行くと、季節が夏から春に戻った気分になります。縦に長い日本を動き回れば、一年中春や秋の季節を過ごすことも可能なのではないでしょうか
では、試験栽培の続きです
本格的な暑さが始まってから、ポットの野菜はみんな水不足でしおれ気味
植物がしおれるのは、汗をたくさんかいたのに水分補給が間に合っていないからです設備の関係から一日二回までしか自動散水できませんので、水分を補うため必要であれば日中でも散水します。ポット栽培では、普通は涼しいはずの根周辺の土壌も太陽熱で温められますので、水やりには気を使わなければいけません。
熱くなったポットを冷やすための個人的な散水方法が、肥料が流れ出ようが気にせず、ポットを冷やすために大量に水をかけることですこれはポットの排水性が良くなければ、表面の暖かい水がポット内に溜まって悪さをするのでできません。何をするにも土台作りが大切ということですね
と、いろいろと講釈を垂れましたが、下の写真を見てください。気根です。根周りの管理ができていない証拠です
ポット栽培の一つの目標として、気根を発生させないことを掲げていたのですが・・・。リン酸が効いて根づくりが盛んになり、狭いポットいっぱいの根があるため気根が発生したと、良い方向に考えることもできます。
チッ素を強めに効かせて、樹勢が強くなったところでリン酸を効かせる自根苗の耐病性試験は間もなく終結しそうですので、接ぎ木苗(今回の写真)はMリン農法の基本にのっとって、今後も管理をしていきます。