株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
明日はハロウィーン
おはようございます!
明日はハロウィーン
・・・アレハロウィーンって、こんなに騒いでいたっけ
というくらい、今年は盛り上がっているような気がします。
何にせよ、野菜に注目が集まることは嬉しいことです。
ハロウィーンに欠かせないのが「ジャック・オー・ランタン」。
本来は「ペポカボチャ」を使ってランタンを作るそうです。
ペポカボチャの代表的なものはズッキーニ。他にも鑑賞用のカボチャなど、種類が色々あります。
上の写真もペポカボチャの仲間です。
さて、ハロウィーンの盛り上がりに合わせて、ハロウィーン用のカボチャも人気が上がってきているのだとか。
オレンジ色のカボチャを作れば、10月に売れる ・・・と、ニヤニヤしてしまいます(・∀・)
ペポカボチャは食べ方が分からないので売れないよ!と、心配な方はこちらがお勧め!
オレンジ色の皮で可食用の「プッチーニ」という品種です。
日本カボチャの粘質の食感とは違い、粉質でおいしく食べられるそうですよ。
直売所のラインナップにいかがでしょう?
イチゴの葉水って知ってます?
こんにちは。
今日の名古屋は少し暖かい日差しが降り注いでいます
さて、今回もイチゴの話
冬のシーズンに向けて、イチゴ農家さんは今が忙しい時
そんな忙しい農家さんを訪問したときのこと。
イチゴ農家さんならではの話を聞かせてもらいました。
葉のギザギザの部分に、白いものが着いているのわかりますか?
(わかりにくい写真でスミマセン・・・)
農薬の跡と勘違いする人も多いらしいのですが、農薬じゃありません
実はこれ「葉水」の跡。
朝早く、葉のギザギザの先端には水滴が着いているんだそうです。
ただ朝露とは違って、葉の内部から出ているものなんです。
これは葉水は根がしっかりと動いて、たくさん水を吸い上げている証拠。
良いイチゴを作るための条件なんだそうです。
ただ恥ずかしながら、ワタクシは葉水の実物を見たことがありません・・・
(だってそんな朝早くに訪問しないしー ←言い訳)
ただ、天気の良い朝は、一面に水滴が光ってキレイなんだそうですよ。
見てみたいですねぇ。
いつか写真に撮ってブログに載せますので楽しみにお待ちくださいね
顕微鏡で検査
先週、佐賀県のJAにお邪魔したところ、指導員の方が、イチゴの2番果の花芽検鏡中でした。
花芽検鏡とは、イチゴの苗の葉を取りながら、花が出てくる出蕾までの葉数と、花芽分化具合を確認すること。
この検査によって、定植時期や出蕾、開花、収穫の時期がおおよそ予想できるのです。
生産者の方は、2番果の検鏡結果をもとに、追肥時期や施用量や、1番果から2番果までの収穫にかかる期間 の予想もできます。
イチゴは、1番果から2番果、3番果、…と間を開けずに順調にできるかどうかが収量アップのカギとなります。
『МリンPK液肥の素』は、花芽分化を促進し糖度を上昇させます。さらに肥大に欠かせないカリや不足しがちなマグネシウムの補給もできます。
みかんのでべそ
秋が深まってきて、紅葉を楽しみに出かける季節ですね水稲では刈取り後の一休みも束の間、次作に向けての残渣処理・土づくりに勤しんでおられるのではないでしょうか暦の上では、二十四節気の「寒露」、七十二候の第51候「蟋蟀(キリギリス)戸にあり」です。そして明日(10/24)から霜降となり、冬に向けて準備が整いつつある感じでしょうか
さて、先日ミカン畑に作業しに行きましたそこで見つけたミカン(宮川早生)の実が変なんです
ミカンのヘソ(ヘタ部分)が出ていますこれよりももっとデベソなミカンもあり、ミカンではなくデコポンじゃないかと疑うくらい立派なデベソでした。
ミカン栽培者に聞いてみると、「生りが悪いとこう(デベソに)なる」とおっしゃっていました。果樹で「生りが悪い」のは樹勢が強いということ。栄養生長と生殖生長のバランスがとれていなくて、栄養生長に傾いているのです。こんなときこそ、リン酸を効かせて生殖生長寄りにして、バランスを取るようにするべきでした
この実を食べてみると、ミカンの味はあるのですが水っぽく、糖度も9.9と低めでした逆に生殖生長に傾いて、とても多く着果した実は、小玉ですが酸味がしっかりとあり、糖度は11前後でした(お恥ずかしい数値ですが)。これらのバランスを取りやすいのがMリン農法です
効きやすいチッ素は常時吸いやすいようにして樹勢を高レベルで保ち、樹勢が強くなりすぎたときや、生育のポイントとなるタイミングにリン酸で抑える手法です。効くリン酸があるからこそ可能となるMリン農法、その真価をみなさんにお見せできるようにしたいと思っています
植物は手をかけた分だけ、しっかりと反応を返してくれます。その様子を見ながらいいミカンができるようにケアしていきます(3年計画で)
珍しいベニアミン
先日のミズホブログで登場した「ベニアミン」
本当に珍しい梨で、中国梨「ヤーリー」と洋梨「ヨシモト」との交配種とのこと。「ベニアミン」という名前は「優れた、幸運」という意味があるそう
岡山県の限られた栽培者様しか生産していないという一品です
だんだんと香りが強くなって来たので試食してみました
洋梨の滑らかさの中に、中国梨のシャリっと感・・・言葉で表すのは難しい食感です
そして甘くて芳醇ないい香り味わったことのない風味に驚きました
元々は保存性の悪かった「ベニアミン」
Mリン資材で保存性が上がったとのことそのようなご連絡を頂くと私たちも嬉しい限りです
珍しい梨「ベニアミン」見つけたらぜひお手に取ってみて下さいね
今年は石川県で開催!~ 第17回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会~
通りすがりの情報です。
「オレの米がイチバン美味い!」
お米を作っていらっしゃる方は、そう言います。
秋の土づくりから始まり、苗を育て、田植えをし、水の駆け引きをしながら雑草と戦い、落水・ガス抜きを行い、根づくり茎づくりで強い稲体を作り、ゲリラ豪雨にも、異常気象にも負けず、適期・適量、「効くリン酸」をしっかり効かせ、光合成能力を高めて、出穂期を迎え、秋の台風にも負けず、言うまでもなく倒伏しらずの、しっかりデンプンの詰まった「実入りの良い一等米」を、秋に収穫!
「おじいちゃんの米は世界で一番おいしいね!」と孫に言われる。
「〇〇さんのお米、また来年も食べさせてね!」と直売りのお客様に言われる。
これぞ、米作りにおいて、この上ない喜び!
…なんですが、現実は、なかなかそうはいかない。
「作る苦労」と「売る苦労」
せっかく「世界一だ」って言われても、買い手にそれを解ってもらうのは別問題。
売れないなぁと嘆くなら、おらがコメの評価をしてもらい、優位販売に繋げようではないですか!
・・・という主旨では勿論ありませんが、
全世界の米農家たちが、ご自身の自慢の新米を持ちより味を競う大会があります。
「米・食味分析鑑定コンクール」です。
米・食味鑑定士協会が主催するこの国内最大規模の国際大会は、毎年行われ今年で17回目を迎えるそうです。
この大会では、まず「食味分析計」でお米の成分を分析し、点数で表します。この点数の高いお米が「予選通過」し、最終審査に進みます。最終審査では、「お米のソムリエ」と呼ばれる「食味鑑定士」が、実際に味・香り・食感などを確かめて審査を行います。
機器の測定により算出された絶対的な数値と、お米のソムリエの舌による評価で、ここでの「美味しいお米」が決まります。
ちなみに、Mリンでお米作りをされている方も、(数多過ぎて名前をあげられませんが)たくさん「表彰」されていますよ。
今年の大会は11月22.23日に石川県にて開催。
玄米2キロと参加費用4000円を納めれば、誰でも出品・エントリー出来ます。
締め切りは、11月6日(必着)。
「これが全て」ではないですが、「いっちょ試してみるか~」っていうのも、それもまた一興では。
通りすがりの情報でした!
(詳しくは、当該HPおよびパンフレットをご参照ください)