株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
今年こそしっかりとした苗づくり!
おはようございます。
今日の名古屋は雨。
花粉症の方には恵みの雨ですね
先日、沖縄のお客様から電話があり
「米作ってるんだけど、そろそろ追肥の時期かな?」
と質問されました。
一瞬「えっ? 米? 追肥?」
となりましたが、沖縄では2月に田植えをするんですね。
これで思い出した訳ではないですが、そろそろ頭を米づくりモードに切り替えていかなくてはなりませんね
昨年は4月下旬から5月上旬にかけて気温が上昇し、多くの苗が徒長してしまいました。
「苗半作」と言われるように、苗作りで失敗してしまうと後々まで大きく影響してしまいます。
最近も急に暖かくなったり、寒くなったりで不安定な気候が続いています。
今年こそ失敗しないように、根張りの良いガッチリした苗を作りましょう。
そしてガッチリした苗に欠かせないのが「苗上手ブレーキ」
200倍に薄めて苗箱に散水するだけの簡単資材ですよ!
安売りイチゴの理由
ブログを書いている本日は3月9日です。「サンキューの日」だそうですが、個人的には某アーティストの曲名の方が先に頭に浮かびます。そんな今日この頃、ほどほどに暖かくなり、春らしくなってきたかと思いきや、名古屋の最高気温が昨日は22℃に上がったのに対して、今日は12℃までしか上がりません。これだけ気温差があると人も植物も体調を崩しやすくなります植物には炭素率を上げた強い体づくりのため、PフォスタやリーフアップV3で対策するのをおススメします葉面散布で即効のため、作物の調整も簡単ですよ
さて、本題です。先日、近所のスーパーで調理用のイチゴを購入したときのことです。売り切りセールの時間帯でしたので、1パック約300グラムで350円でした
早速、お菓子作りに使おうと切ってみると、アラびっくり中が空洞になっており、その部分がスカスカしていて甘くもなく、イチゴの香りのするスポンジでした多少の空洞ならいいのですが、買ったイチゴ全部が空洞果で、安売りイチゴの理由を痛感したところです。品定めより安売りを取った結果がコレです
この点線で囲ったスカスカの部分は「芯」の部分にあたります。
空洞部分の外側に白い部分があります。ここは「ずい」と言い、この「ずい」を起点にして内側と外側に肥大します。空洞ができる理由は、外側にばかり肥大し、内側の肥大が追い付かない、肥大が不均一であることです。
肥大が不均一となる理由で多いのが、チッ素過剰ですチッ素の消化には糖分を必要とし、つまりは光合成を促進する必要があります。空洞果が発生した時は、下からはMリンPKやMリンPK液肥の素、上からはPフォスタの500倍液で、吸収しすぎたチッ素を素早く消化させましょう
外側だけ立派で中身のない空洞果は、人によって気にする度合いが違い、気にならない人もいるでしょう甘くなくても練乳をかけて食べればいいという意見もあるでしょうしかし、ぎっしり詰まって甘くてジューシーなMリンイチゴの美味しさを知っている身としては、この空洞イチゴは見過ごせません。果物消費量の減少も納得してしまいました。
お悩みを抱えている農家さん、共に解決するため是非ともミズホまでご連絡ください各地域の担当技術者が、現状に即したご対応を致します
新入社員奮闘記2016 ~春の訪れ~
おはようございます。
すっかり暖かくなり、体調も良くなりました。
家の近所では毎日うぐいすの鳴き声が聞こえてきます
週末に桜で有名な某公園に寄ってみると、ソメイヨシノはまだ咲いていませんが、
見頃になっている木もちらほらありました
今ではお花見は当たり前ですが、江戸時代までは幽霊が出る木ということで、
人々は桜の木の下を歩かなかったと言いますから、時代が変わると物事の評価もころっと変わるんですね。
また、前職は製麺業だったので、桜そばというものを作ってました。
本来は伊豆の大島桜の葉を煮出して、更科粉を湯捏ねして作るんですが、
機械打ちだったので更科粉と小麦粉はほぼ同割、桜の花の塩漬けをミキサーで粉砕して、
生地に練りこんで麺にして、桜の葉は下に敷く、といった感じでした。
2月から4月初めにかけての季節に味わう食べ物ですね。
ミズホでは週末にエアコンの入れ替えを行い、研究室も快適になりました。
今週も継続して黒ボク土を使ったデータを集めております
想定と違う値が出て、考察して、試験してデータとっての繰り返しです
それでは、このあたりで失礼します。<m(_ _)m>
展示会目白押し!!
今日はとても暖かいですねミズホ本社も今日は暖房をつけなくても仕事ができています。週末はさらに気温が上がって20℃を超すところもあるとか・・・・こんなに気候が急転すると人間も植物も体調を崩しやすくなります人間にはおいしい食事と睡眠を。植物にはMリンPK!異常気象対応にピッタリの資材です
日本中が暖かいこの週末。ミズホも展示会が目白押しでアツいです内容をピックアップしてご紹介します
3/5-6の両日東海クボタ恵那営業所様の展示会にブースを出展いたします講習会もありますので是非お近くの方はお越しくださいこのノボリが目印ですよ
今回のおすすめ商品はアミビタゴールドです
夏秋ナスにぴったり!!アミビタゴールドを施用すると、11月までの長期収穫が可能になります
また展示会会場限定でMリンPKミニ1kgをワンコイン500円(税込)で販売しております。家庭菜園での使用にピッタリのサイズで、超熟品をご用意してお待ちしております
岐阜県だけではなく、3/5新潟県上越市、3/6新潟県長岡市、3/5-6の両日静岡県御殿場市でも展示会へのブース出展と講習会を予定しております
皆様のお越しをおまちしております
イチゴの石灰欠乏
先週、関東地区の某所、イチゴ園にて。
一般的に言われている「暖冬」の影響で、「非・Mリン区」のイチゴは、徒長気味に生育中。
「花梗枝」も細いですね。
「味のり」「糖度」も今一つとの事。
もっと、果実のシマっている、糖度だけではなく、味の乗りが良いイチゴにしたいという生産者。
「MリンPK液肥の素」のカン水をし始めました。目的は窒素過多の解消です。
歩みを進めると、おやおや…
窒素過剰および、カリ過剰と若干似ていますが、石灰欠乏では新葉が淡色化するので見分けられます。
ちなみに…
<石灰欠乏が発生しやすい条件>は
(1)窒素過多や、カリ過剰で、石灰吸収が抑制される時。
(2)過乾燥条件になった時
(3)根の活力低下の時
です。
こんな時は、
リーフアップCa + Pフォスタ(各500倍液)の葉面散布をお勧めします。
速効的に、石灰の補給、窒素過多解消を行います。
そして、
状態を見て、リーフA液材(500倍液)の葉面散布をしましょう。
目的は、栄養補給とダニ対策にも効果があります。
それでは、今日は、さらっと失礼します。ごきげんよう。