株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
きれいな毛虫
6月ももうじき終わり、2016年も半年が過ぎようとしています毎年のことですが、夏が近づいてくると「夏の暑さ」を思い出します。今年は特段暑くなると言われているので、徐々に暑さに慣れていって、暑い夏に負けない体づくりを意識しようと思います
さて、先日会社の階段部分で、やけに目立つ色の毛虫を見かけたので写真を撮りました。
(虫が苦手な方は注意)
ピンク色の毛虫ですこの階段のある場所は、ブドウの樹のすぐ横です。ということで、ブドウに付く虫で調べたところ、ブドウスカシクロバの幼虫だと分かりました昨年も見かけたこの毛虫ですが、昨年は緑色を見かけました。しかし、こいつはピンク色です。
どうやら老熟するにつれ緑から変色するようで、ブドウと同じようなものですかね。「熟す(成長する)と赤みを帯びていく」ということですね
このブドウスカシクロバは、その名の通りブドウの葉を食べて成長します。柔らかい部分を好んで食べますので、新芽や新葉をバクバク食べる、ブドウ農家の天敵です見た目が鮮やかな分、鳥にすぐ見つかって食べられそうなものですが、毒があるため大丈夫なんでしょうか。自然は不思議ですね
Mリン農法で害虫に負けないようにするには、予防として以下を実施するのはいかがでしょうか。
①光合成または代謝を促進して、葉を厚く、茎を固くする
②害虫が嫌うものを散布する
新入社員奮闘記 ~ナス・オクラの栽培①~
こんにちは。本日も暑くなってまいりました
2016年は21世紀に入って最も暑い年になりそうだと報告がありますギリシャのアテネでは40℃を超えたそうですアメリカのデスバレーでは50℃を超えたそうです
大丈夫か今年の夏
エルニーニョ現象が終息してラニーニャ現象が始まった影響で、太平洋高気圧の張り出しが強まり、日本の夏も暑くなるとの見込みです観測史上もっとも暑かった2010年に匹敵するのではといわれています
大丈夫か日本の夏
といったところで、ミズホの畑で何か作物を育ててと仰せつかり、ナスとオクラを栽培しております
左がMリンPK区、右が化成肥料区と比較して栽培を試みています。
経過はこのブログで報告していきます。
それと、1つ気になることが
苗を植えたわけではなく、生ごみをコンポストにして土に返したら、残っていたかぼちゃの種が発芽して生長したようです
かぼちゃ以外にも、トマトやきゅうりなど身に覚えのない作物が勝手に育っております
暑さに負けずに元気に育って欲しいです
雨の多い時期は
梅雨らしいお天気が続いていますね。九州は災害レベルの豪雨になってしまったとのことで、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
雨が多い季節は土の中で休眠状態だった雑草が元気になる時期です
こちらはお客様の水田で見つかったホタルイという雑草
この雑草、種子繁殖がとても旺盛で秋季に大量の種子を生産します。裸地条件ではなんと1株あたり10000~15000粒というデータも・・・・
入社当時に水田の埋土種子を調査したときにもこの種子がたくさん出てきたのを思い出しました
ミズホ本社の駐車場の隅にある小さな圃場も雑草が元気になってきたので、除草しました
皆様も雑草にはお気を付けください
イネは何本植えが適当か
おはようございます
弊社では現地研修真っ盛り!
畑や田んぼは日当たりが良くなくてはいけませんから!
みんな真っ黒に日焼けしています
さて、先日岐阜県で田んぼを見せていただきました。
こちらでは、稲作に非常に熱心に取り組まれている方が多く、植え方を変えたり、個人で品種改良をしたりされたりする方が沢山いらっしゃいます!
上の写真は手前から、1本、2本、3本、4本、5本、6本、7本と苗の本数を変えて田植えをしたもの。
5~7本はちょっと茂りすぎ。1本ではさみしい状態。
やっぱり『2~3本で植えるのが具合がいいな』
と、実験されていました。
苗は細植え、疎植で開帳型の分ゲツが理想的。
これだと苗箱も少なくてすみますね
実際に見てみると、「なるほど」と実感できますね。
甘々娘!?
こんにちは。
すっきりしない日々が続きますねぇ
こういう梅雨らしい梅雨は久しぶりな気がします。
先日、静岡県の森町というところにお邪魔しました。
実はここ、知る人ぞ知るトウモロコシの産地なんです。
「甘々娘(カンカンムスメ)」という、あまり市場には出回らない品種です。
道路脇のあちこちに直売所ののぼりが立っていました。
「生のままで食べられるよ」
ということで、皮を剥いてかじりついてみると。。。
甘い!
まるで茹でたあとのような甘さです。
平日の昼間にも関わらず、多くのお客さんでにぎわっていました。
ただ、非常に倒伏しやすく、歩留りが悪いため
「MリンPKでなんとかならないか?」
というお話でした。
九州でMリンPKを使っている生産者さんの話では、リン酸を効かせると背丈が低くなるそうです。
生育が悪い訳ではなく、太くガッチリという意味です
是非来年使っていただいて、美味しい甘々娘を食べたいですね