株式会社ミズホは、作物を健全に育て、美味しくて安全な農産物を作るための肥料と資材を取り扱っている会社です。
他社にはない「効くリン酸」を用いた「Mリン農法」による栽培を推進しています。
このブログでは農業技術やMリン栽培の様子、Mリン農産物、会社のアレコレ…など、最新情報を更新しています。
ミズホ会員様にはおなじみである隔月発行の「機関誌・THEミズホ」では伝えきれない情報を時差なく提供していきます。
更新日は毎週 月・水・金曜日です。
(会社がお休みの場合はブログもお休みします)
生産者、農業関係者の方のみならず、農業に興味がある方、
家庭菜園を行っている方のご来訪も心よりお待ちしています!
生き残った琵琶
名古屋も梅雨入りし、適度な降雨の日が増えてきましたこの雨を恵みの雨とするか、病気の雨とするかは、日ごろの管理と予防の結果になります病気の予防には作物の代謝促進が大切です。リーフアップバリアを定期的に散布して、後の祭りにならないよう備えておきましょう
さてさて、暑くなってきました「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、暑い夏がやってくると暑さにばかり気を取られ、今年初めの冬のことを忘れがちになりますよね今年の1月の低温、降雪を思い出してください。九州でも降雪があり、特に果樹で大きな損害となりました。耐性を超える低温により種が凍死してしまい、日本一のビワ産地の長崎では、9割が品物にならない打撃を受けたとの速報もありました
そのような状況の中。被害を受けたのは同じですが、今年もビワができたとのことで、福岡県から貴重なMリンビワを送ってくださいましたそこで、毎度おなじみの糖度測定です
今年は特段に実が大きいと感じました。そして何より実が厚く、みずみずしく感じました測定結果は『14.2』で、今年の天候から考えれば良い数値だと思います
そして、来年のため収穫後のお礼肥バクヤーゼKや肥太クンなどMB有機シリーズと一緒に、MリンPKの施肥をお忘れなくそしてそれら栄養の代謝促進にはリーフアップバリアです
新入社員奮闘記 ~あじさい~
こんにちは。
今日は梅雨の晴れ間でかなり暑くなっています。名古屋では30℃を超えたようです
梅雨というと、あじさいのイメージがあるので某公園で写真を撮ってきました
あじさいの花は青やピンク、紫とありますが、土の酸度に影響を受けるといわれています
酸性では土中のアルミニウムが溶け出し、あじさいに吸収され、アントシアニンや補助色素と反応して青色となります
中性~弱アルカリ性ではアルムニウムが溶け出さないので、反応は起こらずピンク色となります
弱酸性~中性の境目が紫色になるそうです。ただ、細かい仕組みはよくわかっておらず、品種によっては土の酸度に関係なく、花の色が決まるそうです
とはいえ、あじさいの花の色でだいたいの土の酸度が分かるというのは興味深いことです
うれしいお知らせ
営業マンよりうれしいお知らせが届きました
大分県の新穂様のトルコキキョウが大分県の花き展にて最優秀の農林水産大臣賞を受賞されたとのこと
本当におめでとうございます心よりお祝い申し上げます
新穂様はトルコキキョウ(品種:エグゼラベンダー)を栽培しておられます。ミズホ式土壌まるごと発酵を取り入れられてからは、病害が激減したとのこと弊社の資材や技術でお客様のお悩みを減らすことができてとてもうれしく思っております
関西から脱サラして大分県に移り住み農家を始められた新穂様。見知らぬ土地での新規就農で、様々な壁を乗り越えてこられたとのことこれも新穂ご夫妻の努力と技術の賜物であると思います
新穂ご夫妻このたびは本当におめでとうございます
ミズホ式土壌まるごと発酵につきましてはミズホ本部までお問い合わせください。
「アレ」のご準備は、よろしいですか?
先週末にかけて、西日本から関東甲信地区は梅雨入りしましたね。
連休田植えの方は、そろそろ田植えから1か月経過。
皆さんの地域の稲の生育状況はいかがでしょうか?
今年は春先から気温の高い日が続き、「生育が3~4日早い」との情報もあります。日々、生育観察に余念ないと思いますが、その時に必要な「アレ」、ご準備はよろしいでしょうか?
「アレ」とは…
これ、です。
「葉色板」です。
(↑クリックして下さい。使い方説明が出ます)
これを使って、稲の健康状態を確認します。
窒素食い過ぎ?
はたまた栄養不足?
調節肥、穂肥、何をどれだけ投入するか、目安にします。
しかし肥料の効き方は、天候にも大きく左右されます。
葉っぱの色を見ながら、「適切な時に、適切な量」の追肥が出来るようにしましょう。
これからの2カ月、ミズホ指導員によって全国各地で開催される「稲作現地研修」でも、「みんな持ってる」必須のアイテムです!
「葉色板」は、数量限定生産ですので、ご購入を検討されている方は、お早めのご注文をお願い致します。
ご注文は、電話、FAX、メール(アドレス: bio@mizuho.to )で承っております。
氏名、住所、電話番号、商品名、必要数量をお忘れなく!
中干しと早期田干しは意味が違う!
おはようございます!
先日、田んぼを訪問した際に・・・
ガスが大量に発生していました。
ちょっとお邪魔して田んぼに入ると、ブクブクっとガスが出るわ、出るわ
集団転作により麦→大豆→飼料米 の後だそうですが、飼料米が1月まで田んぼに陣取っていたのだとか。
飼料米も多肥栽培で、肥料分が残っているのに、残さも分解できていない。
そして、気温の高さ
ガス発生の条件が勢ぞろいです。
たかがガスと侮るなかれ。
周りではせっかく田植えした苗が消えているところが多々見受けられました。
ガス発生→根腐れ→苗消滅
田んぼの半分くらいの苗が消えてしまっているところもあり、ビックリしました。
そんな中、Mリンユーザーさんは 『しっかり溝切り』『しっかり田干し』
苗がなくなることはありません!
早期田干しは、ガスの発生とガス抜きの他に、根を切って新根を出させるという目的もあります。
これから分ゲツしていこうという時期は、根が次々に出る時。
ここで干して根っこを切ると、新しい根っこが出てきて根張りが良くなります。
これに対して、分ゲツが十分に取れた後の田干し=中干しは、過剰分ゲツを減らすためのもの。
根を切って、弱い茎をなくすことが目的となります。
早期田干しをすると葉色が薄く、『大丈夫か?』と心配になりますが、水を入れると葉色が上がりますので大丈夫。
ガス湧きで困っている場合は、是非田んぼを干して下さい。
田んぼが干せない場合は光合成細菌「サンレッド」を100~200㎖/反流し込むと、ガス害対策となります!